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グランクレスト戦記 10 始祖皇帝テオ (ファンタジア文庫)

グランクレスト戦記 10 始祖皇帝テオ (ファンタジア文庫)

グランクレスト戦記 10 始祖皇帝テオ (ファンタジア文庫)

作家
水野良
深遊
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-03-20
ISBN
9784040726489
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グランクレスト戦記 10 始祖皇帝テオ (ファンタジア文庫) / 感想・レビュー

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スズ

混沌の世界を裏で操っていたエーラムの魔術師教会率いるパンドラと聖印の返還を迫る聖印教会との最終決戦に向かう皇帝軍。難攻不落の魔法都市を舞台に、皇帝テオとシルーカの決意の剣と魔法、勝利を描き切るアレクシスの至高の用兵術、マリーネの重装騎士団の聖印弾が炸裂し…!!謀略に塗れていた大戦の真の黒幕との最終戦が非常に胸躍る展開で、争い続けてきた三大勢力の君主達の共闘が非常に感慨深かった。全てが始まった大講堂でのテオとシルーカの挙式も最高で、彼らが築いた平和の時代を後世の人々がどう生きていくのだろうと胸を馳せました。

2019/04/21

如水

同盟・連合・条約の合従により皇帝軍結成。物語は最終局面を迎え『真の敵』との最終決戦へ…長かった物語も完結です。感想としては、敵方の思想が幼稚過ぎる、と言うか勝手過ぎる💧世界を裏方で操ってたら此処まで堕ちるモノなのか…と思った😱後、10巻迄の物語が時間軸にして3年。2Pで7年トバすとは(笑)これ上手く行ったら外伝とかで残りの7年=鎮圧戦を書けるんじゃね?と言う制作サイドの野望が見え隠れする所も有りましたが。そ〜思う位に面白かった。有意義な時間をアニメ含めて過ごさせて頂き有難う御座いましたm(_ _)m

2018/07/29

まりも

混沌か、秩序か。協会の理念と、テオの信念がぶつかるシリーズ第十弾。テオとシルーカ達の戦いを描いた大戦記遂に完結。最後まで濃密にして重厚、そして見るものを圧倒する怒涛の展開と胸を熱くさせるドラマに満ちた作品でした。これだけのストーリーを、このテンポと巻数で纏めれるのは水野先生だからこそだろう。テオとシルーカだけでなく、ラシックやマリーネ、アレクシス、プリシラを始めとしたサブキャラ。彼ら全員の戦う姿がいつまでもまぶたに焼きつく。これだけ壮大な戦記物語を読めて本当に良かった。水野先生お疲れ様でした。

2018/03/21

よっち

皇帝聖印の完成が現実のものとなった矢先、三勢力に向けられた魔法師協会の暴挙。テオは皇帝軍を編制し協会の本拠地エーラムの制圧を決断し、混沌か秩序か、協会の理念とテオの信念がぶつかり合う第十弾。これまで紆余曲折あったテオとシルーカの物語でしたけど、秩序を求めて協会と対決する今回で結末ですか。毎巻ページ数以上の密度の濃い物語があって、登場人物たちの熱い想いに心揺さぶられて、これまで積み上げてきた集大成として描かれた今回の決着には、いかにもこの物語らしいと思える心地よい読後感がありました。次回作も期待しています。

2018/03/22

まるぼろ

シリーズ完結、そして大団円なエピローグで締められた最終巻です。まずはプリシラの件ですが、形としては信仰の為に殉じたとなるのでしょうが、やはり最後まで生きて登場していてほしかったと言う気持ちは残りました、今巻に限ってはそれとイオンの死だけが心残りでした。エーラムでの攻防については、どちらかと言うと魔術師側の自滅と言った方が近いのでは無いのかな、と。パンドラの警告については教訓としては受け取れるけど、それ以上のものはね…と言った気持ちで読んでました。→

2019/03/18

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