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Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (下)

Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (下)

Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (下)

作家
十文字青
Sound Horizon
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-07-02
ISBN
9784041036051
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Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 (下) / 感想・レビュー

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鳩羽

物語を探す双子の人形、その2点が朝と夜の地平線を無限に切り出し、誰かの人生として朝と夜の狭間にいる「彼」に観測させ続ける。「彼」は自分が生まれてくる物語に巡り会うことはできるのか。音楽アルバム「Roman」のノベライズ完結編というだけでなく、現在までに発表された楽曲間を繋ぐエピソードも盛り込んでいて、新たな外側を感じさせるSHをそのまま表現しようとした意欲作。それが読者やリスナーの現実と即繋がるかというと疑問も感じるが、読み物としては、楽曲では足りなかったところをしっこり肉付けされていて面白い。

2016/07/11

あけさと@ぷに

ノエル、ようやく君の物語がわかったよ。

2017/05/28

水瀬しあ

Romanのノベライズなのか、ヴァニスタのノベライズなのか…両方なんでしょうけど、個人的には分けて欲しかった気が。オチを持っていくというのは強いので、結局ノエルの物語だったような気がしました。それはつまりイヴェールの物語でもある、と言われればそうなのかもしれませんしそういうつもりなんでしょうけど、その辺りは好みと解釈の問題かな…。「天使の彫像」の、美を求めるオーギュストの心理描写が真に迫っていて、何かを得るには何かを捨てるしかないのだとやりきれない気持ちになりました。あれはきっと幸福でもあり不幸でもある。

2016/07/29

くろう

十文字てんてーが描くRomanの下巻。あれ、やばい。楽曲がうろ覚えになっておる…。女性陣がたくましく頼もしい。女性は凄いな。クロエの選択とノエルの幕間の物語。ノエル先生と小学生とのやり取りがなんか好き。ヴァニシング・スターライト…がわからねえ(; ・`д・´)勉強不足だなあ。1からききなおすか。

2016/07/23

冬桐

あのアルバムたちからここまで壮大な話を作り上げる作者さんに感動です。 それぞれ、名前は一緒でも違う人生を歩む“彼ら”のそれぞれの物語。 そして、“ノエル”が生まれ出て来るまでの物語。 それぞれに彼らの人生という“物語”があり、それぞれに感じ方が全て違う。 それでも、最後の時まで諦めずに歩き続ける。 という最後の締めは本当に好きです。 それにしても、あの曲のこの人は実はこの人?とかいろいろな繋がりを想像できて本当に楽しかった! 改めて楽曲全てを聞き直すとどうなるのか、やってみよう!

2022/11/17

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