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梟首の遺宝

梟首の遺宝

梟首の遺宝

作家
大村友貴美
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-09-01
ISBN
9784041044841
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梟首の遺宝 / 感想・レビュー

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いたろう

著者初読み。母親の海外出張中に母親の従姉夫婦のところに身を寄せた中学3年生の凛。帰国予定日になっても母親は帰って来ないまま、連絡が取れなくなり。程なく、何者かが、凜が泊まっていた家を急襲。一体、何が起こっているのか、何故なのか、母親は何処に行ったのか――。岩手に伝わる江戸時代に埋蔵されたという金の伝説と旧家に代々伝承されていると言う何ごとか。江戸時代にそこで起こった壮絶なできごとと追われながら謎を解こうとする現在の苛烈な状況。暗号解読という本格ミステリの雰囲気もあり、一時も飽きさせない。

2016/10/22

momi

最初は強盗殺人に新聞記者の失踪…350年間、東北の村で守られた謎、隠れキリシタンに黄金伝説と…スケールがだんだん大きくなって…さて、どうなる!って期待が膨らんだところで小さく終わった感じです。せっかくいろいろと詰め込んであるし意外性もあるのに印象が残らない作品でした…。

2017/09/28

マサキ@灯れ松明の火

…題材は、いい。…「アンボイ事件」、一応調べておられるようですね。………それなのに、大風呂敷を広げすぎた割には、小さな着地……………凜ちゃんを守る大人達、あっさり死亡………凜ちゃんは、意識的に大人を利用する子どもだし……母の深雪さんは、娘を守るのに知り合いを犠牲者として次々と差し出し、しれっとしているし………入り込めないばかりか、身勝手過ぎる母娘にイライラッとさせられただけで終わってしまった……もちろん、黒幕も身勝手でした……

2017/07/29

一五

随分と荒い相手方で ゲッソリ。埋蔵金探しに巻き込まれた少女がガンバルって奴。最後 なんだその2人は、生きてるのか、え~?

2020/06/11

kenplus

何やかんや詰め込みすぎて、どれもこれも中途半端な感じがするのは否めない。前半、主人公は苛烈な状況に追いこまれていくのに、後半、悪役が表に現れてからが、都合よすぎる感じ。隠されたお宝の由来や、そこにたどり着くまでの暗号解読とかは、そこそこだっただけに残念。「・・・・・・そのうち、わかるようになるわ。あれのほんとうの意味が」

2016/10/09

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