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ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)

ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)

ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)

作家
沢村凛
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2014-01-29
ISBN
9784041106501
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ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本) / 感想・レビュー

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Mumiu

いったいこれは何のRPGかい⁈な展開。主人公以外の以外はみんなNPC(ノンプレイヤーキャラクター)?町から出て歩いて行くとか、旅の仲間だとかあまり現実感のない世界。なぜかモンスターなんかは出てこないんだけれど、地形トラップなどは出てくる。歩いて、また歩いて、そして休む。超個性的な仲間たちと旅のはてにたどり着いた場所で明かされる真実。すべてのものがたりの後に続く世界。ちょっとスピリチュアル過ぎな気もするけれど、これが今の作者の小さな願いなのだろうか?

2015/03/01

エンリケ

何とも形容し難いファンタジー。最初から白昼夢の中の様なお話が展開される。あり得ない世界で主人公達はひたすら旅を続け、そしてその過程で忘れていた様々な事を思い出して行く。旅の果てに何が有るのか?そして四人で旅をしなければならない理由は何なのか?興味に引きずられ、先が気になって読む手が止めがたい。RPGの様な成り行きは色々な憶測を呼ぶ。しかし終盤は成る程と言う回収。最後に判明する世界観は意外に深かったが描写は終始ふわふわしていた。つい深読みしたくなる物語。しかし恐らくは感覚的に読む方が楽しめる一冊。

2015/09/29

七色一味

読破。これまたSF好きな方にはオススメな作品かと。意味もわからず浮かんでくる言葉の記憶、〈旅の仲間〉を探し出し、仲間と共に〈ここではない別の場所〉目指して旅する中で、主人公と〈旅の仲間〉達は自分たちやこの世界の矛盾点に気づき、〈真の世界〉と旅立つ。それだけの物語ですが、ションプルなだけに、いいお話でした。

2014/06/27

辛口カレーうどん

通り雨は…よりこちらの方が好き。 寓話的世界。でも旅の意味などは、うーん。仲間に出会っていくまでがおもしろいし、世界観も好き。 魔法などが出てこないのも好みなんだけど、やや薄味かな

2015/01/14

むつぞー

旅の仲間をみつけ、どこへ行くのか…といっても派手な冒険モノではなくって、もやっとした感じのある冒険です。 読み終わってみれば、すっきりしなかった理由もよくわかるし、この世界観というか設定を描きたかったのだろう、というのがよく判ります。 ある意味壮大なものでもあって、深いテーマであると思うからこそ、このページ数ではなく、もっとガッツリ描いても良かったのではとも思う。 いいなと思う部分もあるのだけど、もうちょっとと感じる部分があり、2冊同時発売で、ちょっと期待値が高すぎたのかもしれません。

2014/03/05

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