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トンネルの森 1945 (角川文庫)

トンネルの森 1945 (角川文庫)

トンネルの森 1945 (角川文庫)

作家
角野栄子
片山若子
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-11-24
ISBN
9784041137451
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トンネルの森 1945 (角川文庫) / 感想・レビュー

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Yossan

子供の目から見た戦争の話。主人公のイコも、置かれた状況で精一杯生きていますが、戦争の犠牲になるのは、直接関わりのない弱い立場の人々。古今東西違わない事実。それを忘れてはならないと思います。

2024/01/25

ごま麦茶

イコという少女の目から見た戦争。やわらかく優しい文章で描かれていて、読みやすくてどんどん読めましたが、それでも、何度もぎゅっと苦しくなるところがありました。年齢的なせいか、光子さん目線だったらこの時は…を考えてしまいました。平和に暮らせている今、戦争は過去のことだと忘れてしまっていると改めて反省。読めてよかった。

2023/11/30

サファイア

継母と弟と3人で疎開暮らしをしているイコ。 物語を読むとイコはおそらく私の母と同年代の様だ。 楽しい筈の子ども時代、東京で大好きな祖母とお父さんとそして継母と暮らしている筈なのに、疎開の為に離れ離れになってしまった。 戦争は何もかも奪ってしまう。 イコちゃんの子ども時代も、お父さんと継母の新婚時代も、祖母の孫ごと幸せに暮らすと言うささやかな営みも奪ってしまう。本書は子ども目線の反戦物語だと思う

2023/12/25

たまにポタリング

角野栄子さんを知りたくて図書館で借りました 戦争時の窮屈で辛い生活だったであろうのに マイナスな面だけを見て悲観するのではなく どんな場面でも想像力と負けず嫌いなら所で 乗り越える所は少しでもやってみようどん思います 光子さんとの関係など戦争が無かったら もっとギスギスした関係はなかったのかな だけど 振り袖のシーンはこころ温まりました 子供の目から見た戦争の悲惨さがリアルに描かれていて 2度と起こしてはいけないとリアルに思いました

2024/03/09

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