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ゴースト 二係捜査(3) (角川文庫)

ゴースト 二係捜査(3) (角川文庫)

ゴースト 二係捜査(3) (角川文庫)

作家
本城雅人
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-11-24
ISBN
9784041137710
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ゴースト 二係捜査(3) (角川文庫) / 感想・レビュー

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ma-bo

二係捜査、3ヶ月連続刊行、シリーズ第3弾。遺体なき殺人事件を追う二係。近々の逮捕者に絞り行方不明者との関連(端緒)を探す。喧嘩の仲裁に入った医師が殴られ反撃して相手に重症を負わせる事件が起き傷害容疑で逮捕される。その医師が昨年行方不明になった3歳児の母親と小中学校の同級生であった事をつきとめ、子供を殺害したと供述するが...2人の過去や再会は作中で示されるが、ゴーストの正体は?供述の真意は?新聞記事の目線も絡めながら、二係の信楽と森内は真相を追う。第4弾は秋に刊行予定との事。

2024/03/04

タイ子

「二係捜査」三か月連続刊行、第三弾。傷害容疑で逮捕された医師。二係の森内はこの男の裏に何かあることに気付く。昨年から行方不明になっている男児の母親とかつての同級生であることを突き止める。医師は男児の失踪にも関わっているのか。読者はこの2人の過去の姿を作中で読んで行くので彼らが生きてきたおおまかな流れは汲み取ることが出来る。男児の母親がおびえるゴーストの正体、忌まわしい過去は二係捜査の信楽、森内によって明らかにされていく。どうにかならなかったのかと思うのは簡単だが、それができればこの世に事件はないだろうな。

2023/12/06

人がきちんと描かれているので感情移入しやすく読み応えがありました。

2024/04/05

きあら

喧嘩の仲裁に入った医師が殴られ、反撃した結果、過剰防衛で逮捕された。二係捜査の森内が端緒に気付き、追求すると、子供を殺したと供述する。二係捜査の第3弾。中央新聞の記者が藤瀬祐里から「不屈の記者」向田琉璃に交代したけど、瑠璃も良い働きをする。さすが切れ者の切れ者。次作も楽しみ。

2023/12/24

あつし@

2を先に読んだから、シリーズ1を書店で探したのだけれど、こっちがあったので読んだ。信楽と二係の主役たちが追う今回の事件は内容も背景も重たくて直視できない様な辛いことだった。クソ野郎はどこにもいる。そんな物語の重たい進展の中で中央新聞の記者藤瀬から引き継ぎを受けた向田がいい仕事をしてくれる。秋にはシリーズ4が出るらしい。『世の中は、きみみたいな恵まれた家庭に生まれた人間ばかりではないんだ』

2024/03/29

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