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准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫)

准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫)

准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫)

作家
澤村御影
鈴木次郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-03-22
ISBN
9784041137949
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准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に (角川文庫) / 感想・レビュー

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ちょろこ

心拍数上がる一冊。思わず頬が緩む幕開けシーンににっこり。相変わらず心地よい時間が流れていて安心感いっぱい。今作は至るところで心拍数が上がったかも。怪異であったり、"もう一人"の存在であったり。特に第二章は猟奇的な殺人事件とアキラ先生の過去との絡み、展開に随所でドキドキ。そこに比例するかのようにせつなさも込み上げてくるのがなんとも言えない。アキラ先生と尚哉君の向き合う強さと覚悟もギュッと伝わってきた。けれど"代償"が意味するものが怖い。extra2篇はしんみり。おまけのショートストーリーは難波君の魅力満開。

2024/04/04

mariya926

そろそろ最終会??とドキドキして読みました。幽霊より怖いのは人間だけど、もっと怖いのは悪霊。そして進路が決まって良かった。周りに人がいなくなるという呪いは思い込みから起こるのかも??

2024/04/22

yukaring

アキラ先生がやっぱり素敵。そして深町くんの成長を感じる1冊。将来のことをしっかり考え自分のやりたいことを表明できるようになった深町くん。アキラ先生はもちろん彼の耳のことをすんなり受け入れてくれた難波くんの存在も大きい。そして物語は事故物件に出るという女性の幽霊や猟奇殺人の謎にアキラ先生が首を突っ込むことになり深町くんや健ちゃんはハラハラ。先生の過去を彷彿させる猟奇事件は果たして彼の過去に関係があるのか?番外編〈花占い〉で匂わされる高槻家の"代償"。段々と過去の事件の片鱗も見えてきてもう目が離せない。

2024/04/09

こも 零細企業営業

・ミナシの家 一家心中した家に幽霊が出ると噂され、その家の大家が親戚だった学生達が家に泊まり込むと、窓の外に人影が見えた。それが幽霊だと勘違いした学生達は逃亡。後日、その中の1人が顔が血だらけの女性が見えると言って高槻に相談してきた。再度、その家に行くと 、、・消えた少年 半年前に行方不明のなった少年が山中に埋められた状態で見つかった。彼の背中の皮は剥がされており、胃の中には銀の十字架のネックレスが入っていた。背中の皮が剥がれていた件が高槻の神隠しと似ていると色々な人からアプローチがあり。高槻は調べる事に

2024/03/24

万葉語り

帰る家は何処に、というサブタイトルがたまらない。尚哉にとっては高槻が、高槻にとっても尚哉が帰る家になる。その他にも健ちゃんや難波君がいてくれて本当に良かった。2024-60

2024/04/14

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