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老人と海 (角川文庫)

老人と海 (角川文庫)

老人と海 (角川文庫)

作家
ヘミングウェイ
越前敏弥
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-01-23
ISBN
9784041139257
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老人と海 (角川文庫) / 感想・レビュー

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しゃお

越前敏弥さんによる新解釈版。少年と若者でだいぶ印象が変わりますね。昔々に読んだきりだったけど、こうやってまた読める機会が得れたのも良かったです。今度ある越前さんの講演会も楽しみです。

2024/02/16

Vincent

4年ぶり4回目の再読。シンプルなストーリーが容易に理解できる良質の新訳でした、すばらしい。貧しく孤独な老人の生きがい、つまり人生は海の上にこそあるわけなんですね。24年前にはじめて本書を手に取ったときはイマイチピンときませんでしたが、きっと年を重ねるごとにその真価がわかってくる傑作なのかもしれません。

2024/03/30

Kooheysan

老人(サンティアーゴ)と若者(マノーリン)の交流、そして老人の、自分の存在をかけた海上での格闘の話。すごい夢中になって読んだ、というよりは読んだ後にじわじわと染み渡っていくような印象というべきか…。「それに、男にとって痛みなど些細なことだ」「『しかし、人間は負けるようにはできていない』老人は言った。『叩きのめされることはあっても、負けはしない』」。長くひとつのことに従事してきた人の独り言は印象深いです。有名なところでも新潮版、光文社古典新訳文庫版などがあり、ざっと見ても少し違いが分かります。

2024/03/03

おだまん

新解釈にて。確かにこちらの方がしっくりくるような気がする。

2024/02/12

茶々丸

数年前に一度読んでいるのだが、越前敏弥氏による新訳が出たとのことで再読。 マーリンのことを従来“少年”としている訳が多いのに対し、本書では“若者”としているのが特徴らしい。 訳が読みやすいのか、2度目だからかは分からないが、今回の方が海での情景、格闘の様子などがよりハッキリと浮かんできた。 ラストも老人がライオンの夢を見ているところで終わるように、途中でも出てくる“ライオンの夢”がひとつ重要なファクターなのかもしれないが、その意味が良き分からないのはまだまだ読みが浅いということか。

2024/03/02

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