100分間で楽しむ名作小説 黒猫亭事件 (角川文庫)
100分間で楽しむ名作小説 黒猫亭事件 (角川文庫) / 感想・レビュー
麦ちゃんの下僕
角川文庫の新シリーズ「100分間で楽しむ名作小説」10作品のうちの1つ。同じく角川文庫の『本陣殺人事件』に収録されている「黒猫亭事件」(本文全126ページ)が、字を大きくして本文全173ページに再編集されています。短編・中編も多い横溝正史作品の中からこの作品が選ばれたのは、古今東西の“顔のない死体”をテーマにした作品の中でも白眉であるのはもちろん、Y氏(=横溝正史)と金田一耕助が親交を深める経緯が書かれるなど、横溝作品の初心者にも向いているからなんでしょうね。2人のミステリー談義は一読の価値ありですよ!
2024/04/14
りん
金田一耕助シリーズを読むのはこれが2作目で、今回は顔のない死体に纏わる作品でしたが、最後までハラハラしながら読みました。短い内容ながら、濃く凄惨で初めて金田一シリーズ読む入門に良いのではないかと個人的に思いました。
2024/04/21
ふみえ
ドラマは観ていましたが、原作は初めて読みました。金田一さんがとにかく良い。愛すべき日本一の探偵さんですね。
2024/04/11
あまみ
角川文庫の100分間で楽しむ名作小説シリーズ。本作は角川文庫版では本陣殺人事件に収録されています。本当に100分で読めるかはさておいて、横溝正史の入門編としてはよいのではないでしょうか。
2024/03/24
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