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千夜千冊エディション 文明の奥と底 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション 文明の奥と底 (角川ソフィア文庫)

千夜千冊エディション 文明の奥と底 (角川ソフィア文庫)

作家
松岡正剛
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-24
ISBN
9784044003586
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千夜千冊エディション 文明の奥と底 (角川ソフィア文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

松岡さんの千夜千冊文庫版3冊目です。ホームページやハードカバーの分厚い本で読んだものもありますが、25の評論のうち未読が7割くらいでした。本当に読書評論家ですね。第4章の「鏡のなかの文明像」がやはりなじみの本が多く自分の印象との違いがよくわかります。

2018/11/23

kasim

西欧文明の鍵としてのユダヤ人を扱った第1部が圧倒的に面白かった。対象作品が面白い項と著者の評が読ませる項とあるが、『ヨブ記』の読みなどはその両方。昨年、まったくの偶然から『ゴーレム』『ファージング』『高い城の男』『聖餐城』『珈琲相場師』と読む本に次々ユダヤ人の問題が出てきたのを思い出した。それにしてもハザール人は謎めいている。グローバリゼーションを考える第4部も大切なのだけど、問題が重すぎて読んでいても気持ちが沈む。

2022/01/31

阿部義彦

千夜千冊エディションの三冊目ですが、ごめんなさい松岡さん。今回は私の弱った顎では噛みきれない位、置いてけぼりにされた気分です。後半の文化の方は何とかついていけましたが、前半の文明とくに宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)に関してはよく分からずじまいでした。私が宗教で興味があって読んだのはニューエイジと禅だけなものでしたので、m(_ _)m。字面だけ追った感じです、また興味を持ったら読み返すかも知れません。

2018/09/23

ライクロフト

千夜千冊エディション3冊目。この巻でも、すでに読んだ本より、タイトルは知ってるもののまだ読んでない本の方が多かった。とりあえず「最初に読むといい」と書かれていた『グローバリゼーション』から読んでみますか。いくつか載ってる松岡氏の本へのマーキング写真が見ていて楽しい。『多読術』とかにも載ってたけど。私自身は未だにマーキングや書き込みを効果的に行えていない。仮に千夜千冊エディションにマーキングしはじめたらマークだらけになってしまうと思う。

2019/05/11

静かな生活

前々から思っていたが松岡正剛の文体には読みの工夫がいる。特に超詳細な世界史用語を連打してくるこの文明論は工夫が必要だった。全編を通して文明/文化がヨーロッパの地域的に発明された概念であるという、アジア人にとってはかなりグロテスクな現実が見え隠れしている。

2020/09/10

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