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私を連れて逃げて、お願い。1 (ビームコミックス)

私を連れて逃げて、お願い。1 (ビームコミックス)

私を連れて逃げて、お願い。1 (ビームコミックス)

作家
松田洋子
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2015-01-24
ISBN
9784047301610
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私を連れて逃げて、お願い。1 (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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タマキマタ

ああ…気が滅入る…気が滅入るおとぎ話だ…。ヒメとオウジは出るけれど、絶対ハッピーエンドにはならない予感。だけど松田洋子の他の作品と同じようにこれもどこかファンタジーめいていて、暗く重く救いがないのにかすかに小さくきらめいている気がする。次巻予告には「さあ、“罰“が追いつくその日まで、どこまでも逃げていけ。」とあります。たまらんです。

2015/01/31

あさひ

祖父母の厳しい管理下で窮屈な生活を強いられていた日芽。親に捨てられ養父母にも愛されずテレビだけが友達の央治。犯罪に巻き込まれた央治は日芽を連れ、愛?の逃避行へ。状況はドラマチックなのに、このロードムービーの惨めさときたら…。さすがの松田洋子品質です。でも今までの人生も酷かったので、それに比べればさほど酷いことになったというわけでもないのかもしれません。不運で不幸で不器用なふたりは愛を育むに至るのでしょうか?

2016/02/07

ひとみ

家出した娘に死なれたことから祖父母に溺愛・過干渉されて育った箱入り娘の日芽は、街で出会った金髪の王子様と逃避行に出る。その王子様は悪い魔女にそそのかされて強盗殺人をやらかしたばかりで逃走中の世間知らずな元被虐待児だった…という、どん詰まりのロードムービー風漫画。主役の二人がスレていないので微笑ましいが、罪が罪なので大団円は期待できなさそうな…どうなるんでしょうな。

2015/01/27

MOTO

(理想と現実は違う)なんてつまらない文言をこの世から消すには、まっすぐ(理想)だけを信じて追い続けて…いてもいいじゃないっ♡と、思わせてくれる内容だった。王子様との出会いを夢見るぽっちゃりの姫子がカワイイ。どこまでも自分の理想道を突っ走れ~~

2022/06/27

りら

読めば鬱々とした気分になる。確信に近い予感があるのに、新刊が出ると絶対読んでしまう松田洋子。今回も毒祖父母、妄想女子、顔だけいいダメ男、重犯罪、成行きの逃避行とどう足掻いても明るい展開は望めないわ…。ただ、徹底的に惨く暗いのに、どこかにきらめきや強さが必ずあるのも、松田作品。この先、妄想箱入り娘の割に行動力がめっちゃあるヒメの強い思慕と信頼は、オージにとって救いになるのか、外せない枷になるのか。ふたりへの「罰」はいつどんな形で追いついてくるのか。気になります。

2015/02/05

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