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握りしめた欠片

握りしめた欠片

握りしめた欠片

作家
沢木冬吾
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2009-09-26
ISBN
9784048739863
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握りしめた欠片 / 感想・レビュー

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さっこ

姉が7年前に失踪し、以来、正平の家族はバラバラになってしまう。高校生になった正平が暮らしている島で殺人事件が起き、行く不明になっている姉の携帯電話が発見された。姉の失踪よりも「歓楽の島」での利権など大人たちの駆け引きの方がメインのテーマ。展開がちょっと無理やりっぽい感じだった。最初、面白そうと思ったのだけど深みがあまりなくて後半疲れました。

2020/07/05

えみ

最後まで泥洞島の成り立ちや背景が理解出来ず終わってしまった。二十年以上前に廃業届を警察に出した元暴力団が独立自営をしている“陣地”という設定が奇抜で面白いと思いましたが、難しかったです。様々なことが一気に情報として入ってきて、あまり理解できないまま読み終わってしまったのは残念でした。結局家族の絆は取り戻せたのかな?正平が少し成長したことと、謎のリョウの存在が救いでしたが、どうしてもモヤモヤ感が残りました。それにしてもここに出てくる警察、無能すぎじゃない?

2016/07/25

天笑院たか姫

七年前、当時高二の姉美花が失踪した。残された家族のことを思ったら切ない。毎日、駅前でビラ配りをする父、祈祷師を頼る母、コンビニの飯しか食べたことのない弟正平。ある殺人事件によって、姉の失踪事件が動き出す。あの七年は何だったのか?

2015/07/31

エリコ

『愛こそー』の探偵さんがゲスト出演していて嬉しかった。

2014/06/20

itica

失踪した美花の元恋人が7年ぶりに島に姿を現し、「ガード」の社員の殺人事件が起きる。美花とガードに関連があるのか?と匂わせつつの次の展開を待つが、なかなか核心に迫らない。終盤で一気に加速し、やっと欲求不満は解消されたが、大舞台をこしらえたわりには、乱暴なカタの付け方だったような気が・・・。

2010/01/09

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