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神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

作家
浅葉なつ
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-24
ISBN
9784049122152
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神様の御用人8 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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皐月

今回は狸の神様、梟・蟇・猿と個性的なもふもふ動物の眷属神がたくさん登場していつもより賑やかに。神としての引退を望む、知恵の神・久延毘古命。狸の金長大明神から諸説ある「阿波狸合戦」の話を集めてほしいと言われ、八幡大神からは「顔を描いてくれ」と無茶な要求をされる良彦。狸の金長大明神の話を読んで、狸が主役のジブリ映画を思い出したり、最後の方で泣いてしまいました。最後の一文に隠された秘密が一体なんだったのか分からなかったです。穂乃香ちゃんとの仲ももどかしい展開に。黄金の話は次回に持ち越し。次巻も楽しみです。

2018/12/02

スズ

知恵と農耕の神・久延毘古命の神様引退阻止、徳島の狸神・金長大明神からの『阿波狸合戦』に関する物語蒐集、八幡大神の「私の顔を描いて欲しい」という御用の三本立て。案山子姿の久延毘古命と眷属達のお出かけが微笑ましく、おっかなびっくりホットケーキをひっくり返す姿がお気に入りです。金長大明神のお話では、作者がかなり史料探しと史料の読み込みを熱心に取り組んでいる事が如実に理解出来る歴史好きな人間にとっては大満足な濃い内容となっており、現存する史料と本作オリジナルの史料を融合させた悲しくも優しい金長の物語が最高でした。

2019/06/16

ponpon

もふもふが主役かもと期待していたが予想外の短編集。ですが、其々が素晴らしい出来。「新・大和屋金長伝」が秀逸。御用を頼みつつも、どこか挙動不審な金長大明神。時代を往き来しつつ、明かされた真相は人と狸と神様の愛情溢れる物語。文献の僅かな差違から、物語を紡ぐ作者の技量にも感服。狸が楽しげに戯れる姿も容易に想像できます。「案山子が見た空」は稲作と共に歩んできた日本ですが、それを叡知で可能としてきた先人の苦労と見守る神々の優しさが偲ばれます。番外もピリッと刺激的です。次巻はモフモフでしょうか?とても楽しみです。

2018/12/11

タイ子

この本を読むたびにいつも思うのはこれだけの資料に基づいた神様のお話を書くのは大変だろうな、年に一度の刊行も致し方ないだろうなと。今作はこれまでと少し違って身近に感じられる神様たち、案山子、狸、八幡様と動物たちも登場しての御用人のお仕事。昔から田んぼに何気に立っている案山子も田畑の神様。人間の営みを見つめながらも悩みはあるんだな。阿波徳島に伝わる狸合戦の話は知らなくて今回虚実織り交ぜての物語は感動さえ覚えます。今回大国主命の登場はないけど、奥様は相変わらずぶっ飛んでますね(笑)今年もいい年でありますように♪

2019/01/13

すがはら

狸はずるいよなぁ。すっかり印象は狸一色。他の神様の話もいいお話だったはずなのに、狸の話以外すぐには思い出せないくらい。他にも動物いっぱいだったけれど、前回匂わされた狐の神様の謎は最後にチラッと、それも前回の回想の形で出てきただけでした。次に持ち越しです。

2018/12/12

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