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神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

神様の御用人8 (メディアワークス文庫)

作家
浅葉なつ
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-24
ISBN
9784049122152
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神様の御用人8 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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皐月

御用人シリーズ第8弾。今回の依頼神は、「久延毘古命」「金長大明神」「八幡大神」の三柱の神様が登場します。狸の神様、梟・蟇・猿と個性的なもふもふ動物の眷属神がたくさん登場していつもより賑やかに。引退を望む知恵の神、久延毘古命。彼を連れて良彦がやって来たのは家電量販店!?狸の金長大明神から諸説ある「阿波狸合戦」の話を集めてほしいと言われ、八幡大神からは「顔を描いてくれ」と無茶な要求をされる良彦。狸の金長大明神の話を読んで、狸が主役のジブリ映画を思い出したり、最後の方で泣いてしまいました。

2021/05/20

スズ

知恵と農耕の神・久延毘古命の神様引退阻止、徳島の狸神・金長大明神からの『阿波狸合戦』に関する物語蒐集、八幡大神の「私の顔を描いて欲しい」という御用の三本立て。案山子姿の久延毘古命と眷属達のお出かけが微笑ましく、おっかなびっくりホットケーキをひっくり返す姿がお気に入りです。金長大明神のお話では、作者がかなり史料探しと史料の読み込みを熱心に取り組んでいる事が如実に理解出来る歴史好きな人間にとっては大満足な濃い内容となっており、現存する史料と本作オリジナルの史料を融合させた悲しくも優しい金長の物語が最高でした。

2019/06/16

ponpon

もふもふが主役かもと期待していたが予想外の短編集。ですが、其々が素晴らしい出来。「新・大和屋金長伝」が秀逸。御用を頼みつつも、どこか挙動不審な金長大明神。時代を往き来しつつ、明かされた真相は人と狸と神様の愛情溢れる物語。文献の僅かな差違から、物語を紡ぐ作者の技量にも感服。狸が楽しげに戯れる姿も容易に想像できます。「案山子が見た空」は稲作と共に歩んできた日本ですが、それを叡知で可能としてきた先人の苦労と見守る神々の優しさが偲ばれます。番外もピリッと刺激的です。次巻はモフモフでしょうか?とても楽しみです。

2018/12/11

ひさか

2018年8月メディアワークス文庫刊。書下ろし。シリーズ8作目。案山子が見た空、真・大和屋金長伝説、世は変われども神は変わらず、の3つの連作短編。神様の力を取り戻すという難しい仕事は、優しさと思いやりがたくさん必要な仕事で、今回もその優しさと思いやりに納得です。

2020/11/16

すがはら

狸はずるいよなぁ。すっかり印象は狸一色。他の神様の話もいいお話だったはずなのに、狸の話以外すぐには思い出せないくらい。他にも動物いっぱいだったけれど、前回匂わされた狐の神様の謎は最後にチラッと、それも前回の回想の形で出てきただけでした。次に持ち越しです。

2018/12/12

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