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ソーシャルワーカー・二ノ瀬丞の報告書 (メディアワークス文庫)

ソーシャルワーカー・二ノ瀬丞の報告書 (メディアワークス文庫)

ソーシャルワーカー・二ノ瀬丞の報告書 (メディアワークス文庫)

作家
吹井賢
出版社
KADOKAWA
発売日
2024-03-23
ISBN
9784049156249
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ソーシャルワーカー・二ノ瀬丞の報告書 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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ツバサ

人に寄り添うソーシャルワーカーを主人公にした物語。大袈裟ではなく、人が人を救うのは難しい。だけど、困った時に話したくなる存在になるのは優しくて良かったです。各話違う悩みを抱えるケースで、読んでいてほっこりしました。

2024/03/26

よっち

京都府K町の社会福祉協議会で、新米ソーシャルワーカーとして働く二ノ瀬丞。生きづらさを抱えた誰かを手助けするどこまでも優しい連作短編集。人口2万人の小さな町にある社協に寄せられる、高齢者の手続きや支払いの代行、生活困窮者への食糧支援、日常生活自立支援や社会的孤立に対する継続的な見守りといった様々な相談。困っていることを抱えた誰かの世界をほんのちょっと良くするために奔走して、それでも時にはやるせない結末を見届けながらも、ソーシャルワーカーとして真摯に向き合ってゆくその姿がなかなか印象的な物語になっていました。

2024/05/02

はるまげどん

社協の仕事小説って、珍しいから読んでみた。 独居高齢者対応、生活困窮の食料支援、日常生活自立支援等…社協の仕事に踏み込んだ内容が取り上げられている。 社協で相談業務に就いている人であれば、「あるよねぇ」って頷くと思う。 中には重たい内容もあるが、説教臭くなく始終優しい雰囲気が漂っており読み易い。 『困り事を抱えた誰かの世界をほんのちょっと良くすること』って的を得た表現。 社協の仕事を垣間見える。社会福祉士、精神保健福祉士の資格を目指している人。社協に興味のある人。あるいは新米社協職員に読んで欲しい。

2024/04/21

栗山いなり

京都の小さな町を舞台に新米ソーシャルワーカーの仕事を描いた物語。内容が内容だけに重い設定があったりそもそも主人公も訳ありだったりで結構ズシリと来る物語だったけどそれが良いと思わせてくれる作品でもあった

2024/04/27

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