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中身化する社会 (星海社新書)

中身化する社会 (星海社新書)

中身化する社会 (星海社新書)

作家
菅付雅信
出版社
星海社
発売日
2013-02-26
ISBN
9784061385337
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中身化する社会 (星海社新書) / 感想・レビュー

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おおにし

ソーシャルメディアでは「人は見た目が8割」の時代は終わり、個人も集団も中身が可視化されていく方向へ進む。真正直で愚直に行動すればするほど可視化が進み、ネットでの影響力が拡大する。一方、私もそうだが自分の気持ちをはっきり出せない人やSNSで傍観者の立場をとるような「普通の人」にとって、これからは生きづらい時代になるという。うーむ、大変な時代になってしまったものだ。

2018/04/14

毒ドーナツを食べたいな

一部の間で「ツイッターはバカ発見機である」と云われている。上手く取り繕っていてもひょんなことからボロを出してしまう◆本書はソーシャルメディアの流行によって変わりつつあるわれわれの生活を拾い集め紹介している◆広告は商品を知らしめることからコミュニティをつくることにシフトしている◆企業が人格化している等

2015/03/04

nizimasu

ネットの台頭により、情報の可視化が進んでいる。その先に見えてくるのは何かーー。建前が通用しなくなり、見た目とのギャップに見栄を張る時代もおわった。その先に張るのは等身大なのか。むしろ、今の時代は、まるで理科室の人体模型のようだ。体の中身がむき出しで全身の神経がむき出しになっている。この本を読んでいたらそんなイメージがわいてきた。とまれ、そんな時代をスリリングと思うか、恐ろしいと思うのか。それぞれに問われいるなあと思った次第だ

2013/03/03

しゅんぺい(笑)

内容薄くないか…と思ってしまった作品。 タイトルにある「中身化」という言葉の意味が、一四六ページにしてやっと教えられるという。びっくりした。 あっという間に本編がはじまって、あっという間に終わってしまった、そんな印象の本でした。 ページのほとんどが、いろんなソースから引っ張ってきた「中身化」の事例。 そして、ちょいちょい出てくる「外見ではなく、中身が問われる時代になってきた」という結論。 星海社新書にしては、すごく作りが適当やなあと思ってしまいました。すみません。

2013/03/08

ひじき

インターネットでのコミュニケーションが身近になった時代、人は外見の奇抜さや高価さを競うのではなく、本質的な「中身」を重視するようになった、という話。2012年~13年くらいの話題が中心なので、2020年の今見ると方向は同じでもちょっと状況が違うか、と思うところもある。嘘がつけないから透明さがキモになる、というのはそうだけどリアルもフェイクできるようになってきてしまってるし、自然体は礼賛されつつ見た目を盛る文化は男性にも敷衍してきてるし。プライバシーはもっと問題になってるし。まだこの時期だと夢見れてたのか…

2020/03/12

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