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人狼城の恐怖 第4部 完結編 (講談社ノベルス ニF- 8)

人狼城の恐怖 第4部 完結編 (講談社ノベルス ニF- 8)

人狼城の恐怖 第4部 完結編 (講談社ノベルス ニF- 8)

作家
二階堂黎人
出版社
講談社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784061820173
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ジャンル

人狼城の恐怖 第4部 完結編 (講談社ノベルス ニF- 8) / 感想・レビュー

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W-G

存分に堪能させて頂いた。蘭子がよく口にする「困難は分割せよ」という考え方は正論だが、本格ミステリとしては安易に○○設定を容認してしまい、興を削ぐリスキーな発想でもある。二階堂氏はそこを突き抜けてくれれば…などと偉そうに考えていた事もあったが、この作品で予想の斜め上からアンサーを頂いた気がする。ここまで風呂敷を盛大に広げられては、上記の点も全く気にならない。実は黎人君がかなり惜しいところまで推理を進めているのだが、どう見ても蘭子さんブロックかましてるね?『双面獣事件』以降もそろそろ読もう。新作も熱望。

2016/10/02

yumiDON

いやいや、とうとう完結しました。広がるだけ広がる謎に、本当に解決するのか、と心配しましたが、大筋は論理で解明されました。色々とザワザワしてしまう幕の下り方だったけど、長い人狼城の旅堪能しました。蘭子は最後までよくわからない人だったけど。犯人の動機や背景部分は、興味深く面白かった。機会があれば他のシリーズ是非♪

2016/01/04

みっちゃん

ようやく解決編。長すぎて、大量殺戮の原因は何だったのかいまいちはっきりせず。いなくなった人もいっぱいいるし、まだ続くのだろうか。二階堂蘭子のキャラクターも思わせぶりすぎて、「いまやビートルズよりブリジット・バルドーより人気」があるとの記述に違和感。

2015/06/15

おか

終わった〜〜〜!これ 我が家の本棚から出して来た本だから 再読のはずなんだけど 予想外の展開で 最後「何で この終わり方 覚えてなかったのか」と自問自答^_^ハーメルンの笛吹き男に始まり ヒトラーの時代から 最後は優生保護法(知ってました?日本でも1940年ナチスの断種法にならって成立、1996年に母体保護法に改正される迄 ずっと続いていたんです)と壮大な物語。最後の著者の後書きらしき物も面白かった。蘭子シリーズ これで第一部完結だそうです^_^

2016/09/27

那由多

長期戦になるのを覚悟していたが、予定よりも早く読了できた。誘拐された蘭子たちは青の狼城へ連れて行かれるが、ルミノール反応を使っても殺人の痕跡を一切見つけられない。何故?謎の3分の2くらいは予測どおりだったが、シャリス夫人殺害トリックと人狼城の場所と主犯の三つは全く予想外だった。伏線だった部分は[〇〇編何頁]という記入まであって、親切設定でした。事件は解決したけれど、まさか蘭子が!ってとこで終了するとは思わなんだ。

2019/12/25

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