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五郎丸の生涯

五郎丸の生涯

五郎丸の生涯

作家
三浦明博
出版社
講談社
発売日
2012-07-18
ISBN
9784062177788
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五郎丸の生涯 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

秋田犬「五郎丸」の不思議な生涯。大きな秋田犬を火葬するシーンから始まり、縁して来た人々との関わりを描く。転勤族の夫婦の身勝手さに腹立たしく思い、可愛がられた一家との別れに涙。震災との絡みも不自然なく読めた。関わった人に幸せを与えた「五郎丸」、感動の1冊に!ロクとおじいさんの未来が明るいものでありますように。

2013/11/26

BlueBerry

トーンが暗いのであまり楽しめなかったかな。

2014/02/21

五郎丸、生まれてきて幸せだったと思ってくれる? 人間達の勝手で不安な思いに押しつぶされそうになった事も許してくれる? とても賢明で聡明で人間への愛情を全身から放っていた秋田犬の五郎丸。最後まで人間を見捨てず、生きる希望を提示してくれてありがとう。

2021/03/19

あっちゃん

犬では無いけど、うちも猫が居るので、感情移入してしまって、やるせなさが先に来て五郎丸が優秀なだけに哀しさが残った!人間の勝手で転々とする五郎丸が最後にたどり着いた所が、かつて1番幸せだった所か?( ̄▽ ̄)

2020/05/30

itica

五郎丸、穏やかで賢い秋田犬。人間の事情で次々と飼い主が変わり、最後は誰も看取るものが無くたった一匹で息を引き取った。出会った人々に幸せな時を与え賢い犬と褒められはしたものの、人間の都合に振り回された五郎丸は幸せだったのかとつい考えてしまう。しかし最終章は感動的だった。五郎丸の生涯を終えた場所が何故あそこだったのか腑に落ちると泣けてくる。犬は人間にとってペットと言うよりパートナーと呼ぶ方が近いのかもしれない。

2012/08/17

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