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黒の輪舞 (講談社漫画文庫 ま 4-1 松本洋子ミステリー傑作選 1)

黒の輪舞 (講談社漫画文庫 ま 4-1 松本洋子ミステリー傑作選 1)

黒の輪舞 (講談社漫画文庫 ま 4-1 松本洋子ミステリー傑作選 1)

作家
松本洋子
出版社
講談社
発売日
1998-11-01
ISBN
9784062604840
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黒の輪舞 (講談社漫画文庫 ま 4-1 松本洋子ミステリー傑作選 1) / 感想・レビュー

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内島菫

これも懐かしさゆえ購入。高階良子の『ピアノソナタ殺人事件』より絵はうまいがお話はちょっともやっとする。黒魔術の使い方が少々安直で都合がいいのか。それでも、「黒の輪舞」の玉虫色のハッピーエンドから、「黒の組曲」の悲劇、「黒の迷宮」の黒い勝利へと、当時の少女漫画でできる範囲内で不条理を描いているように思える。前二作は読んだかどうか記憶になかったが、「黒の迷宮」は結構覚えていた、特に弱者と強者の立場が心理的に逆転する一瞬を。

2018/03/07

あっちゃん

ブックオフで見掛けて懐かしさに衝動買い!小学生の頃から、こんな感じのホラーミステリーが好きだったんだなぁ(笑)

2014/07/04

あおい

実家にて。昔好きだった松本洋子さん。黒の迷宮のラストは子供には衝撃的ですごく印象に残ってました。

2019/01/01

いぬかいつまき

松本洋子の初期作品集。3話とも悪魔崇拝がらみのオカルティックな作風が特徴的。全て洋モノなのも分かる気がする。 「黒の輪舞」悪魔の刻印を持つヒロインとそれを奉ずる女子グループ。ヒロインの幼馴染の立ち位置がいまいち曖昧か。 「黒の組曲」とある天才ピアニストの秘めた謎。面白いんだけど、これ「悪魔のワルツ」のストーリーを盗用したもの。評価のしようがない。 「黒の迷宮」記憶喪失のヒロインがかつて悪魔として殺された娘では?と悩むストーリー、オチがすごく好き。

2012/02/27

二升石

[黒のシリーズ]はずっと松本洋子の代表作だと思っていた。けれど幾つもの凄い漫画にふれた今の目で読み返すと、流石に甘さも見え、夢中で読んだ思い出との狭間で少し複雑な気持ちにもなってしまう。それでもあの頃と変わらない、印象的な場面をあちこちに再確認できたのも確か。松本先生はやはり、読むべき物語を紡ぐことの出来る腕の有る漫画家さんだったのだ。ジュリアの心情、ナルダのリアリティ、ライアードの不気味さ、片思いの呪文…。そして呪われた悪魔崇拝者たるアーロネッサの、あまりにも痛切な真実。見るべき表現は、ここには数多い。

2018/03/09

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