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あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

作家
鴻上尚史
出版社
講談社
発売日
2003-11-14
ISBN
9784062738859
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あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ヒロミ

タイトルから連想した内容とは多少異なり、ちょっとした演劇ワークショップのような内容。読みながら「なるほど〜役者さんたちはこんなレッスンを受けているのね」なんてバーチャル役者修行(?)みたいな気分になりました。人間の身体と心が重なった状態を作り出せたとき、初めてストレスが取れるのかな、なんて思いました。それほど我々の身体と心のバランスはギクシャクしているのだな、と考えさせられた一冊です。鴻上さんの本はやはり視点が変わっていて読みやすいのに面白いです。

2017/01/24

Twakiz

声の響きもあまり意識したことがなかった.声が枯れやすく通らないし人混みの中ではかき消されてしまう.声が大きくて遠くまでよく聞こえる人がうらやましい.・・・が鴻上先生によると魅力的な声,とは上記のようなものというわけではなくて「表現豊かな声」ということのよう.頭・顔・鼻・のど・胸いろいろのところに自分の声を響かせる訓練をするとよいらしい.やってみるかな..

2017/09/13

Twakiz

顔や髪型,服装に気を使う人は多くても,「声」「体」「感情」「言葉」に気を遣う人はどれだけいるか?演出家の鴻上先生ならではの視点.なるほどと膝を打つ内容が満載.自分は声が小さく聞き取りにくい,大きな声を出すとと怒っているように聞こえる(感じる).声を体のどこで響かせるか?などあまり考えたことがなかった.言葉のヒントが秀逸.「①独りごと」「②あなたに話す」「③みんなに話す」を使い分ける,二人で話しているのに①③だったり③の場面で①になったりが多い.確かに!マクドナルドの「ポテトはいかがですか?」は①なのだと.

2017/08/05

Saku

普段意識をあまり向けていない声、仕草や姿勢で相手への伝わり方が違ってくるとのこと。特に話す時の輪については興味深かった。自分では伝えているつもりでも、相手には伝わってない理由がよく解った。

2017/02/18

よしよしニャンコ

おもしろかった。演劇の演出家が語る、感情の使い方、声の使い方、身体の使い方、言葉の使い方のヒントだ。難しい、専門的な話は一切無し。自分のニュートラルな感情、表出しにくい感情を知ろう。話すときは、声の大きさ、高さ、速さ、間で遊ぼう(上手く使うのではなく遊ぶのだ)。圧巻は、終章の言葉の使い方で、独り言、二人称の会話、みんなに向けた会話の三種を混ぜないようにしよう。例えば、独り言を装って相手に文句を言うのは、相手にしたら気持ち悪い行為だと認識しよう。「みんな」にではなく、「相手」に話しかけよう。

2022/07/23

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