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超高速!参勤交代 (らくらく本)

超高速!参勤交代 (らくらく本)

超高速!参勤交代 (らくらく本)

作家
土橋章宏
出版社
講談社
発売日
2013-09-27
ISBN
9784062953016
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超高速!参勤交代 (らくらく本) / 感想・レビュー

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海猫

映画版の方は観た上で読んだ。大筋は同じでも細かい所でエピソードが違っていたり、登場人物の掘り下げがしてあって小説版ならではの面白みがある。また映画は映像と役者あっての見せ場を作っていたわけで結果的には二度楽しめたってことか。もうちょっと文章に重みやユーモアがほしいが軽快かつスピーディーに読める点は買い。これだけ趣向を盛り込むサービス精神が嬉しいし、逆境に放り込まれた者たちが大反撃を食らわせる展開は気持ちいい。勧善懲悪ってのはやり切れば王道で痛快だね。続編があるのでそっちいってみます。

2015/10/28

痛快時代劇、ハラハラ、ドキドキ、涙、笑い有り、一気に読了しました。時間がない、金がない、人も足りない。藩の命運を賭けた男たちには、熱い気持ちが有り、優しさが有り、知恵が有り、正義が有った。いつの時代にも私欲に走る困った人たちが居るもんだ。愚か者。段蔵にぐっと来ました。お咲さん、良かった。素敵でした。

2016/02/09

七色一味

読破。なんだろう、時代小説ならではの大胆奇抜な設定。こう言うトンデモな上意も江戸時代ならありえるだけに、下知された方のどたばたぶりは滑稽です。そんなどたばたな中でも。舞台が東北の小藩、相手は天下の老中。抑圧された地方の怒りをぶちかますあたりは、胸がスカッとします。これが映画になったんだから、きっとそっちもおもしろいんだろうな♪

2015/03/22

雑木林太郎

主人公湯長谷藩主 内藤政醇が実在した人物(Wikiで調べた)であったとは少し驚いた。結構、ハチャメチャな展開だったので、架空の藩名、人物名であるフィクションだとばかり思い込んでいた。また、老中 松平信祝も実在の人物(Wikiで調べた)であったのでさらに驚いた。つまり、この話はある程度、史実に基づいているのか?あとで、調べてみようっと。

2015/07/30

Mumiu

ごめんなさい。読むのも超高速で雑に読ませていただきました。キャラが立っていてわかりやすかったです。政醇(まさあつ)は「のぼう様系」の領民に愛され藩主ですね。そんなキャラが続いたので、ちょっとひねくれたくもありますが、読者にも好感度高そうです。相馬様、あれは「正義のソロバン」です!なかなかいい武器でした。でもあれでは切腹はできません。政醇がもつ、わりとあたりまえの感覚が異質とされちゃうご公儀側近ってこわいですね。いい後味でございました。

2014/06/03

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