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涙雨とセレナーデ(2) (KCデラックス)

涙雨とセレナーデ(2) (KCデラックス)

涙雨とセレナーデ(2) (KCデラックス)

作家
河内遙
出版社
講談社
発売日
2016-10-13
ISBN
9784063930498
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「涙雨とセレナーデ(2) (KCデラックス)」のおすすめレビュー

現代の女子高生が明治時代にタイムスリップ! 自分とそっくりな少女とその婚約者に出会い…ミステリーとラブを同時に楽しめる『涙雨とセレナーデ』

『涙雨とセレナーデ』(河内遙/講談社)

 江戸時代が終わり、欧米の文化がなだれ込んできた明治時代の日本。当時の街並みはもちろん、生活様式や教育、男女観など、現代とはさまざまなもの異なる時代ですよね。そんな明治の街に今どきの女子高生がタイムスリップして来たら……。『涙雨とセレナーデ』(河内遙/講談社)は、明治時代にタイムスリップしてしまった現代の女子高生が、運命とせつない恋に翻弄される物語です。

 主人公の片桐陽菜は、剣道部に所属する女子高生。彼女は平凡な毎日を謳歌していましたが、ある日、音楽の授業で明治時代のレコードの曲を耳にした瞬間、意識が遠のき、いつの間にか大きな屋敷の庭に倒れていました。目を覚ました陽菜の前に現れたのは、彼女を「雛子さん」と呼ぶ黒髪の青年・本郷孝章。

 彼は陽菜を雛子と勘違いしたまま、雛子が住む北峯邸に送り届けます。女中に案内された北峯邸の雛子の部屋で、陽菜は自分と瓜二つの少女・雛子に出会います。

 今、自分が明治40年にいることを知って途方に暮れていた陽菜は、そのまま雛子の部屋に居候することに。元の世界に戻る手段がわからず困ってい…

2021/1/31

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涙雨とセレナーデ(2) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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英知@マンガ専用

やっぱり小さい頃に会っていたのは陽菜だったんだね!孝章への想いが強くなっていってる陽菜だけど、孝章もどんどん陽菜に惹かれてるよね。ただ、孝章の中では雛子なんだよね。。。何これ、切ない(;_;)タイムスリップの鍵は、おばあちゃんから貰ったペンダントみたいだけど、そのペンダントを探してたらなんだか厄介事に巻き込まれて大騒動になってきた(´-﹏-`;)てかさ、あんな風に助けに来てくれたら惚れるしかないよね!

2018/01/28

パンジャビ

1年お待ちしておりました。その間に作者さんの他作品(夏雪)読んだけど、やっぱ涙雨の方が断然好き。孝章様につきますよ!幼い頃に出会った陽菜の事が好きだったんだなーだとしたら、お見合いで出会った雛子の態度に心痛めただろうなぁ。おいたわしい…涙。今回は陽菜と孝章様が一緒に行動するシーンが多くて楽しかった。しかも孝章様お強い!願わくば、孝章様が幼い頃に出会ったのは、雛子ではなく陽菜であった事が伝わった上でのハッピーエンドがいいけど、タイムトラベル物だし、切なくなる要素はたっぷりだからな…次はまた1年後。忍耐じゃ。

2016/10/30

すみの

祖母の形見のネックレスはどんどん陽菜を過去の時代に縛り付けるというか、現代へ帰りにくくしている。そして陽菜を助ける孝章の優しさに気付く彼女自身。時空を超えてどうにかなってほしいな。

2016/12/07

りっつ

一緒にいると相手をどんどん好きになってしまうよねぇ。"陽菜"の言動によって孝章がますます"雛子"のことを好きになってしまうのが切ない。続きが早く読みたいけど、年1ペースなのね…。

2016/12/02

るぅ

前巻から空いちゃったから話を忘れかけてたわ。読んでるうちに思い出したけど。孝章さん、早く雛子が陽菜だと気づいて!

2016/11/23

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