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小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ)

小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ)

小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ)

作家
橋爪大三郎
出版社
講談社
発売日
2019-02-09
ISBN
9784065144671
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あらすじ

「もう、終いにする」。戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。彼がこの書物にかけた思い、そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか。小林の批評ぶりを多角的に検証しながら、批評とは何か、その原理について考える。

小林秀雄の悲哀 (講談社選書メチエ) / 感想・レビュー

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echo.

学者、思想家の肉声を聴こうとした。カテゴリの誤謬である。しかし、小林は宣長の言語ゲームのプレイヤとして走りだし、しめくくった。いずれにせよ、小林の舞台回しがあってこそ、日本人として日本語の言語ゲームに向き合えていなかった前後の社会的トラウマから、そろそろ脱するときがきているのだろう。口火をきる覚悟が、ここにはある。

2019/03/15

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