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日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書)

日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書)

日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書)

作家
松岡正剛
出版社
講談社
発売日
2020-03-18
ISBN
9784065187739
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日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書) / 感想・レビュー

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アキ

編集工学研究所所長の松岡正剛の語りによる日本文化論。「生命に学ぶ/歴史を展く/文化と遊ぶ」を合言葉に、16講に亘りキーワードを揚げてコンセプチュアルに日本文化にアプローチする切り口が鋭い。「日本という国」が面影を求めて移ろってきた、そのプロセスにしかとても微妙で複雑な日本文化の正体は捉えられないとする。「和する」の講では、大和がもともと「山の門」からヤマトになり山城国と呼ばれ、和は和風など日本風と意味をなしたが、和御魂と荒御魂の日本神話にまでさかのぼり、すさぶから寂びと変容した。知の編集術がすさまじい。

2020/04/25

Nobuko

興味深くイッキ読み。小泉八雲、岡倉天心の話、他、丸の内に煉瓦街を出現させた建築家ジョサイア・コンドルが片山東熊(赤坂離宮・東京国立博物館表慶館など)や辰野金吾(日本銀行・東京駅•奈良ホテルなど、)らを育て、日本の絵画や三味線音楽に痺れ、河鍋暁斎に日本画を学び、都々逸にも手をつけた話。九鬼の「粋」。いまは反社会勢力といって法にふれるが親分子分のヤクザ話。神田川の面影橋の話からユーミンやハイ・ファイ・セット色々な方の歌に「面影」は出てくる。エレカシにもあった。「ない」のに「ある」"面影"を日本人は好きみたい

2020/07/28

Tenouji

編集工学でお世話になった、松岡正剛氏を、久々の読了。とても面白かった。やはり、氏も今のコンピュータパワーは、行き過ぎてる感を持たれてるんだね。ジャパン・スタイルとは、恐らく、記憶と感情へのアクセスの仕方がポイントだと思うんだけど、確かに、アイデンティカルを軸に共感を煽らないんだよね。ただ「道理」が弱いのは駄目だよなぁ。

2020/05/25

春風

松岡正剛の日本文化論。日本文化はハイコンテキストで、一見わかりにくい。そのため本書では、日本独特の用語をコンセプトに章を立て、核心へと切り込んでいく。〈イノリ・ミノリ〉(和する/荒ぶる〉〈まねび/まなび〉〈なり・ふり〉等々。この章立てからして、著者の編集の真骨頂を見るかのようである。日本文化は畢竟〈二項同体〉や〈絶対矛盾的自己同一〉のような日本的な見方で、変化するものを、相矛盾するものを、把握しなければ理解できない。本書を通読すれば日本文化の深層へ降り、改めて俯瞰するときには違った景色を望めるはずである。

2020/05/26

おせきはん

様々なキーワードから日本文化の核心に迫っています。独自の文化と外国の文化を編集して新しい文化をつくりながらも、根幹にある独自の文化を受け継いできた歴史を理解できました。

2020/11/28

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