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定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC)

定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC)

定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC)

作家
吉本浩二
出版社
講談社
発売日
2020-07-20
ISBN
9784065190524
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「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC)」のおすすめレビュー

日高屋はぜいたくの象徴!? 月額2万千円でやりくり「定額制夫」の突き抜けた節約テク

『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ』(吉本浩二/講談社)

『モーニング』連載中からネットで話題になっていた『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ』(講談社)の単行本化である。……と聞くと、当然、期待が膨らむが、この作品の場合は内容が少々複雑である。タイトル通り、節約事情を描くマンガなのだが、面白いがゆえにネットで話題になり、多くの人の目に触れた結果、いきすぎた節約ぶりがホラー映画レベル、果ては日本の経済格差をデストピア的に反映しているのではないか、なんて見解まで出てきてしまったのだ。

 未読の方に作品の概要を簡単に解説しよう。主人公は作者である漫画家・吉本浩二(45歳*連載開始当時)。彼は2人の子育て真っ最中で、将来の教育費なども考慮した結果、家計のためにプライベートで自由に使えるお金は「おこづかい」制で金額は月2万1000円。同世代の男性会社員より1万円ちょっと少ない金額で1ヶ月を過ごすには、仕事場が自宅で昼食代がかからないとはいえ楽ではない。そんな吉本氏の節約ライフがリアルに描かれる。

 出色なのは作品に登場…

2020/9/9

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定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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いっせい

麒麟の川島さんがオススメしていた漫画。少ない小遣いをどうにかやりくりしながら、ささやかな楽しみを見つけ、そこに幸せを見出していく。登場人物は限りなく実在に近く、庶民の味方「ワークマン」や「しまむら」..etb.も実名で登場する。ポイ活のくだりなどは、そこまでやるか?と思うけど、生活感溢れ、最後には温かい気分になれる漫画。

2022/07/28

akihiko810/アカウント移行中

月2万円のお小遣いで趣味を楽しむ人々(著者含む)に迫ったドキュメント漫画。  話のスケールがせこすぎる!だが面白い!増税物価高の令和を生きる知恵。登場するパパたちは、2万のこづかいから昼食を出し、趣味を捻出してるのがエライ。著者の妻は超倹約家で、「リズム風」のでる扇風機を買ったら、「もったいない!リズム風の分はあんたの小遣いから出しなさい!」と怒られた話がせこすぎる。 「マンガ沼」で麒麟川島一押しの漫画。

2022/10/04

トラシショウ。

「カレーせんと合わせて193円・・・ギリギリ出せないお金じゃないけど・・・さて、どうする?吉本浩二45歳・・・!?・四十にして迷わずと言うけど・・・迷うなぁ・・・!!」(いや世知辛過ぎんだろ)。積読消化。幾つかのヒット作を生み出した中堅漫画家の作者の視点から、ご近所さんや同じバイク好きなど、世の人々がこづかいを如何にやり繰りしているかを明らかにしていくルポ漫画、と言うかエッセイに近いかな。基本的に取材ありきの作者だからここに描かれている事は概ね事実なんだろうけど、それにしても世知辛い(以下コメ欄に余談)。

2021/02/17

くらすけ

羽振りの良さそうな友人とかを見てると、セコイ自分が情けなくなってくる。そういうことが多かったのですが、このマンガでは節約をゲームのように楽しんだりする人が多く登場して、勇気づけられました。

2023/10/17

カタコッタ

これは面白かった。皆様、工夫していらっしゃる。最後の若い夫婦に悲壮感は無く、楽しんでる感がある。ポイントは第二のマネーですね。大事に使うことが大切かも。セコく楽しむ、もう私にピッタリです。この本は私のこづかいから買いました。

2020/12/27

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