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レッド・ベルベット(3) (ワイドKC)

レッド・ベルベット(3) (ワイドKC)

レッド・ベルベット(3) (ワイドKC)

作家
多田由美
出版社
講談社
発売日
2021-01-22
ISBN
9784065219010
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レッド・ベルベット(3) (ワイドKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

憂いとパッション。多田由美の漫画は、そのふたつの表情を交互に見せる。あきらめが絶望を招きそうになったかと思えば、友人が差し出す手が残された熱情に火を灯す。彼らの表情は、人生そのものを映している。これほど深みがあり、かつ繊細な表情を描くことができる漫画家は決して多くない。最長の物語となった『レッド・ベルベット』を最後まで読めた喜びは、最後まで描き刊行できた作者の喜びと重なっていく。多田由美は描き続ける。私達は読み続ける。喜びの循環は、この先も続く。パッションが憂いを超えることで続く、人生のように。

2021/01/31

miaou_u

全三巻、終わってしまいました。終わりは始まり。始まりは出会い。家族であれ友人であれ、絡まった糸は、修正できる。人間、生きている限り、再生と希望がある。とても爽やかな、ロードムービーのような素敵な作品。出会えて幸せでした。これから読まれるかたは、ぜひ、最後に、多田由美さんのあとがきを読まれてほしいです。.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.←あとがきで、(இωஇ; )ブワッと泣いた人

2021/01/23

ぽん太

紙の本が店舗になくて電子で読みました。出版社に問い合わせてもらってももう在庫がないそうです。紙の本を探し続けると同時に、重版して欲しいです。内容はすごくよかったです。だからこそ紙で読みたいと思いました。とても繊細な心の動きが無駄な説明なく描かれていて心にしみました。

金魚

すごくよかった。映画のような作品だけど絵がすごく上手くて、背景の書き込みから空気感が伝わります。最後を味わいたくて何度も読み返しています。

2021/04/14

justdon'taskmewhatitwas

3つか4つの母親不在の家族。「息子が大人になった」と父親が感じる瞬間はいつなのだろう。"独りよがりでわがまま"な父親の"辛くて可哀想でやり場のない"様を理解し認めた時、子供は大人になる…と書くと伝統的な物語世界に飲み込まれてしまいそうだけど、「子供が大人になった」と親が存命で感じられたならば、その瞬間はきっと幸せな時間のはず。

2021/02/01

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