さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)
さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫) / 感想・レビュー
家主
30A クラスにさかなクンみたいになれるんじゃないかと思う個性的な子がいる。その子の個性を応援したいと思っている。さかなクンの半生を知れば、その子を自分がどんなスタンスで応援すれば良いのかわかる気がして読んだ。さかなクンとして活躍できるようになるまで、紆余曲折あったことがわかった。単純な文章表現で読みやすかった。はみ出ている部分を削って、周りに馴染ませるのではなく、ありきたりだけど、はみ出ている部分を磨いていくことなんだろうなぁ。やりたい!ワクワク!という気持ちを受け止め、支えることなんだろうなぁ。
2022/07/02
サラサラココ
さかなクン少年のわくわくがたくさん。伝記はあまり読まないこどもも、一時期の物語やノンフィクションは読みやすいらしい。
2021/11/13
みじんこ
さかなクンがさかなクンになるまでのお話。差し挟まれている魚のイラストはやはり特徴をとらえていて上手。本当に昔から熱心に絵を描いていたことが分かり、納得。子供の頃や仕事を通じての失敗の話を読むと、彼も最初から魚に関わること全てに精通していたわけではないことも分かる。好きなことを仕事にすることは難しいが、彼は夢中になることで実現できた。本の中でたびたび登場する母親の理解も大きかったと思う。ここまで伸ばしてくれる母親もなかなかいない。巻末にもあるメジナといじめの話、魚の世界でもそんなことが起きるのかと不思議だ。
2021/08/11
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