さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)
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さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫) / 感想・レビュー
けんとまん1007
なるほど、今のさかなクンがあるのは、こんな時間と人との出会いがあったからなんだなあ~。一見、遠回りのようであっても、実は、そうでないこともある。自分自身が楽しさを感じ取れることがベースにあるから、今も、続いているんだと思う。
2024/04/02
booklight
さかなクン、思っていたよりも普通の人だった。そしてお母さんがすごいですね。さかなクンの興味に全力で付き合って、家中を水槽だらけにしたり、アルトサックスをへそくりで買ってあげたり、さかなクンの水洗いして水っぽくなった刺身を何も言わずに食べ続けたり。ここまでしないと花開かない才能だったと思うけど、そこまでよくやりきったなぁ。さかなクンも勉強はからきしで、水産大学に行きたかったけど専門学校に行くあたりがリアル。偶然が重なってイラストレータに、から更に「さかなクン」に。色々チャレンジして、そのうちの一つが花開く。
2023/08/12
みつばちい
前に買ったのに詰読だったが、映画を観る前にと読み始めたら面白くて一気読み!前にうちの両親(共に元教員)が読み、「すごくよかった。全ての先生や親に読んでほしい!」と絶賛していたが、確かにおすすめ。子どもの「好き」を全力で応援してあげていたさかなクンのお母さんが素晴らしい。母として見習わねば。あとさかなクンが図書館で片っ端から図鑑を見ていたことも書いてあり、学校司書としてそんな子たちを応援することの大切さも感じた。「そんなに面白いの?教えて!」の言葉をかけてあげて、とのさかなクンの言葉心に留めておこう!
2022/09/11
ケ・セラ・セラ
幼少の頃から、好きになると止まらなかったさかなクン。絵を描くことが幼い頃から大好きで、じっくり観察し、とことん調べて知識を増やしていく。その先に今がある。魚に夢中で勉強が疎かになっていても「あの子は魚が好きで、絵を描くことが大好きで、それでいいんです」と、担任の先生に言ってのけ、背中を押していたお母さんが凄い。お母さんがとにかく刺さった。なかなかできることじゃない。
2023/01/25
吾亦紅
読み終えてスタンディングオベーションをしたい気分。さかなクンに、さかなクンのお母さんに、そしてさかなクンに関わったすべての人に。
2023/07/16
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