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オイサメサン

オイサメサン

オイサメサン

作家
神津凛子
出版社
講談社
発売日
2023-09-06
ISBN
9784065314555
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オイサメサン / 感想・レビュー

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ゆみねこ

小学生の夏休みに「視える」ようになった檜木鈴。赤い服を着た爪のない女に怯える鈴を救ったのは祖母から貰った「オイサメサン」の指輪。9年の後、アルバイト先のファミレスで出会ったのは「祓える」力を持った人物。殺人事件に巻き込まれたり、生き霊が視えたり、悪いものとの対峙の場面は恐ろしい。しかし霊より怖いのは生きている人間の悪意。怪しいなと思った人物はやはり…。

2024/02/03

ででんでん

神津さんのこれまでの作品とは少し違っていた。鈴には死霊も生霊も確かに視えるが、それらは生きた人間の怖さが絡まり引き起こした故のものであって…。成長していく鈴の姿に意外にも?読後感には爽やかさがあった。霊自体や、霊が引き起こす現象の描写がリアルで怖かった。物語のなかで姫ちゃんの存在はとても大きかった。

2023/10/02

ポチ

ミステリ色の強いホラーかな。だが怖さはあまり感じませんでした。今後は組織とやらとのバトルになるのかな。

2023/09/29

のりすけ

霊が出てくるシーンの描写は秀逸。気の弱い人ならトイレ行けなくなるくらい。ただ、主人公の鈴に共感を持てなかったところと、なんやわけわからん「組織」とやらが出てきたところはマイナス。鈴、視える人なので気の毒だとは思うんだけど…。前半に比較して後半の失速感がもったいない。

2023/11/30

チャッピー

鈴さんが「視えてしまう」ものは怖かった。それと人の心と。でもちょっと長いわ。

2023/12/07

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