KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来

おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来

おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来

作家
松尾 潔
出版社
講談社
発売日
2024-01-11
ISBN
9784065344347
amazonで購入する Kindle版を購入する

おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

パトラッシュ

かつてカトリックの神父が少年を性的虐待していた事件が問題化したが、ジャニーズ問題も根っこは同じだろう。絶対的な権威を誇る人や集団が違法行為を重ねても、その権威に傾倒したりおこぼれを頂戴する周辺は既得権喪失を恐れてなかったことにしてしまう。被害者や暴露を図る者には脅しや義理人情に絡めて黙らせていたが、さすがに令和では無理になったのだ。しかしジャニーズは通用すると錯覚して失敗を重ね、山下達郎もジャニーズ批判を行った著者との契約を解除した。これが古き良き日本の伝統と主張するなら、そんな国は滅びるべきではないか。

2024/04/30

ばんだねいっぺい

読みやすくリズムのあるキレのいい文章だなと思った。音楽を通じて得た思想に対して忠実であろうとする姿が日本でマイノリティに見える気がするのが、なんともはやだ。とりあえず、「弾圧のブルース」を聞くことにする。

2024/02/08

りらこ

松尾さんが、事務所から契約解消をされたというニュースをTwitter(x)で読んだとき、人の口をこうして封じようとしている動きがあるんだと、憤りを感じました。 その松尾さんが書かれた本ということで、どのような論を展開されるのかとわくわくして拝読しました。 ジャニーズ問題に関しては、まったくこの本に書かれている通りで、あの記者会見に関しても、見たときに抱いたもやもやした嫌悪感をきっちりと文章にされていて、そう、これが私が思ったことだと感じました。

2024/02/07

どら猫さとっち

人気アーティストを輩出した、音楽プロデューサーが綴るジャニーズ問題や、芸能界の裏側、そして社会への痛烈な批判。現在日本のエンターテイメントの在り方を提唱するコラム集。ジャニーズ問題についてはいろいろ思うところがあるけど、批判を臆することなく発言したことに高く評価したい。あれから芸能界や政治が大きく揺れ動き、目まぐるしい展開になっているけど、松尾さんがどのように見ているか、その後の見解が読みたい。

2024/02/24

Qfwfq

「やわなラブソングを作るためには、鋭く声を上げなければならない」と、おれの歌をうたい続ける松尾潔。 氏が作家やプロデューサーとして関わった作品は好みにかなうものは少ないのです、がしかーし、正鵠を得た数々の発言、わたくし全面的に支持いたします。 メロウ。

2024/03/01

感想・レビューをもっと見る