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酒の肴、おいしい愉しみ

酒の肴、おいしい愉しみ

酒の肴、おいしい愉しみ

作家
根本きこ
出版社
集英社
発売日
2006-03-01
ISBN
9784083330520
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酒の肴、おいしい愉しみ / 感想・レビュー

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さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

逗子市でcoyaというカフェを営んでる人のエッセイ。これを読むと日本酒、特に熱燗が飲みたくなった。載ってる肴も素朴で美味しそう。ただエッセイ文の途中での写真のページの入れ方、気になったなぁ。文章のあとに写真を載せてほしかった。日本酒好きの方にはおすすめのエッセイです。

2018/11/22

つくし

人の集うお酒と提供されるお料理、土台となる仕込みや育まれる縁、そんな日々が写真と文章であたたかな一冊の本になっているなぁと思いました。ストーブおでんって、このくつろぎの空間を象徴するのではないかな。憧れます。お料理のレシピも紹介されているけれど、写真の中の表情が楽しそうで心地よさそうで、いい本と出会えたなぁとほっこり。

2022/02/06

ポン・ザ・フラグメント

肴はちょこっとずつでよくて、しかもいっぺんじゃなくて少し間遠なぐらいの間隔で出てきて、酒も不味いんだか美味いんだかわからないのをぬる燗でずるずると中途半端な酔い方で、はんぶん睡っているようなそれでいて頭はずっと何かを、たとえば昭和のこととか昔好きだった小説家のこととかまるで吉田健一のように、プツプツと発酵しているみたいに考えていて、朝から飲み始めたのにいつのまにか夕方で、結局誰とも口をきかないまま、この時間はまちがいなく自分にとって無為だったと笑える、そんな一日が欲しい。

2014/12/16

D21 レム

う~~~~ん…、丸い石油ストーブの上でお酒をお燗して、友達とおいしい肴とともに味わう幸せ。丸椅子に座って、あたたかいストールを体に巻きつけて。そういう「愉しみ」の空気が本から温かくこぼれ出ているようだ。カレーを作るとき「焦る気持ち」が味に邪魔をしている。「酒は強い力を持っている。呑んで酔うことは神様に近づくような」。それと、うれしかったのは、本についている糸のしおりが、水色と黄色の混ざり糸で、すごく気が利いていたこと!!

2012/12/05

mayumi

こんな肴に合わせて楽しむなら、まずはビール、という飲み文化をそろそろ見直してもいいのではないか。和食が世界遺産なら日本酒も大事な文化として合わせて大事にしていきたい。ちょっとずつでも日本酒に慣れていきたいなあ。

2014/07/05

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