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リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―希望を結ぶ岬― (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―希望を結ぶ岬― (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―希望を結ぶ岬― (集英社オレンジ文庫)

作家
瑚池 ことり
六七質
出版社
集英社
発売日
2022-01-20
ISBN
9784086804288
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リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―希望を結ぶ岬― (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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よっち

新王を選ぶための代理競技は幼王マルセル側の勝利で終わって、平和が訪れるはずだったシレジア国。しかし王冠は何者かに奪われ、立会人を務めたリヒトも行方不明になってしまう第七弾。依然としてリヒトが見つからない状況が続く中、シレジア国で一体何が起きているのか。女宰相パウラが不気味な動きを見せる中、自らが騎士としてできることを考え始めたニナの密かな行動が事態を動かすきっかけに繋がる展開でしたけど、リヒトの過去と現在が交錯する異国の地でたどり着いた真実とその決着には二人の確かな成長が感じられてなかなか良かったですね。

2022/01/20

はなりん

一区切りだそう。本山の方が何も解決していないんだけど、リヒトのこれまでに対する決着はついてよかった。ニナとの仲もしっくりくるようになってきた。ニナの芯の強さが凄いなぁって思います。

2023/09/24

陸抗

第一部完。王冠と共に消えたリヒトの安否を気遣い、女宰相パウラの不穏な動きに警戒し、独自に罠をはろうとするニナ。最初の頃の、リヒトの影に隠れて震えていた時から随分成長し、状況を見据えて行動したから運も味方に付けれた。リヒトの過去と現在が交錯し、守れなかった約束を今度こそはと奮闘する、青年の姿が辛かった。リーリエ国の兄宰相、この事態をどこまで読んでいたのかと勘ぐりたくなる。

2022/01/28

dorimusi

第一部完結らしい。確かにリヒトの抱える子供時代の闇としては一区切りついたし、ニナの成長も感じられた。確かに善メルやイザークといった団長相手の対応も、国境線での一人活動の行動力も、副警兵長たちとの戦闘もめっちゃ成長を感じた。それだけに最後のパウラとのシーンとかクライマックスに何も動かない主人公ってどうよ感が強かった。最後の最後だけに読後感が微妙に……。 しかし思えばこの主人交代するもやもやはずっとあったので、結局1巻を手に取ったところから買い続けたところまで一番の動機は六七質の表紙イラストだったかなと。

2022/10/25

ブラフ

シリーズ第7巻にして、第1部完結。前巻から2巻通して、失態続きで後ろ向きになるニナを描いてからの活躍を描いて、第1部通してのニナの成長をぎゅっと詰め込んだ感じかな。ただ、やっぱり3~5巻で十分に成長を見せてはいたので、ここでまた後ろ向きなニナをこれでもかというほど描くのはちょっとな~という感じはするものの、物語は一応の一区切り。とは言え、まだ火の島に戦争を起こし混乱を招こうとしている勢力と、「センセイ」の存在など物語の本番はこれから。

2022/05/16

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