龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく星を恋う (集英社オレンジ文庫)
龍の身代わり 偽りの皇帝は煌めく星を恋う (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー
よっち
陽夏国の芝居一座で育った龍意が、突然やって来た宮城からの使者より、自分が皇帝の双子の弟だと知らされ、目が覚めない皇帝の替え玉を依頼される中華風ファンタジー。殺されそうになったところを、母親の皇后が裏で手を回し一座に預けたことを知らされ、一座の借金を肩代わりしてもらうことを条件に依頼を受けた龍意。彼が姉の死の謎を追う後宮の歌劇団「煌星歌劇」の星羅と出会い運命が動き出して、奸計を巡らせる宰相の娘・薛貴妃に軽挙が多く計画を破綻させていく様子には苦笑いでしたが、切ない結末を乗り越えた二人がなかなか良かったですね。
2023/11/16
はなりん
男性主人公だったけど、違和感なく。孤児だと思って生きてきた芝居小屋の役者龍意。役人が迎えに来て皇帝の双子の弟だと判明し、呪いで眠り続ける兄の身代わりを演じる事に。兄を陥れた敵の証拠を掴むため奮闘。後宮に女性だけの劇団があり、男役の星羅と出会い、星羅の所属している組織と敵対勢力が関係あるようで、冤罪に巻き込まれていく。龍意のキャラが捻くれてなく、素直な感じで詠みやすかった。
2024/02/03
辺辺
図書館本。レーター狙いで、警戒していた通り、笠井あゆみさんのイラストは表紙だけでしたね。挿絵あれば読む気にもなれるけど、残念ですが、没頭できなかったな。明日にでも図書館に返して、早く次の方の手元へと。
2023/12/23
栗山いなり
芝居一座で育った青年が自分が皇帝の双子の弟だと知らされ、とある事情から皇帝の替え玉を務めることになる中華ファンタジー小説。内容は後から振り返ってみれば正統派のライト文芸中華物だったけど皇帝身代わりの主人公のキャラが特徴といい味出してたかな
2023/12/03
万論
双子と男装と後宮と欲張り。まあまあ纏まって面白かった。ちょっとテンポ感が似た本があって、頭の中でキャラが被った。
2024/01/12
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