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小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫)

小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫)

小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫)

作家
ひずき優
雨瀬シオリ
出版社
集英社
発売日
2020-12-18
ISBN
9784087441970
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小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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よっち

何となく高校生活を流されて送っていたいち子。そんな彼女と倫理教師・高柳との出会いが生活を変えゆく、倫理の諸問題を問い続けるコミックのノベライズ版。このままでいいのか、これでいいのか、どうすればいいのか、倫理の選択授業を取っている生徒たちが直面した課題や感じた疑問に、何とか助けようとしたり真摯に向き合おうとしていく倫理教師・高柳。これだというわかりやすい解答が提示されるわけではなかったですけど、それが生徒たちが変わるきっかけとなっていく展開はなかなか良かったですね。未読のコミック版も読んでみたくなりました。

2021/01/25

ツバサ

漫画を知っていても 頭で内容を覚え出せるから良いですね。倫理は生きていて必ずしも必要ではないことで、避けてしまいそうになりますが、いつか自分を救うと思うと学びたくなりました。続いていくなら読みたいです。

2020/12/22

ホシナーたかはし

ネット漫画版を1~2話読んで、コミックを探す前に本書を手にした次第。コミック版から小説版て展開は珍しいかも。自分の行動が正しいのか、正しさの意味を問いかけ答えが出ないけれど、面白いです。つかNHKでドラマ化とは、ずいぶん思い切ったなぁ・・・

2020/12/25

鳩羽

いわゆるギャル系のいち子は、不良の男子と適当につるみ、その場の流れでセフレにもなる関係をだらだらと続けていた。ある時、選択科目の倫理教師高柳と出会い、訳の分からない授業と高柳の行動に惹かれて、高柳になんとか近づこうとする…。教養を身につけたり、努力して何かできるようになることに素直に喜ぶいち子のエピソードや、他の倫理クラスの生徒たちの課題をそれぞれ描いた連作短編集。安易な解決や答えは出てこないし、スッキリと敵が倒される訳でもないが、よく生きるために考え続けることをやめないというスタンスが静かに後に残る。

2021/01/04

ホシナーたかはし

「男の作法」「葉隠入門」と同じく、時々読み返す教訓本。確かに自分の正しさを押し付けるのはいけません。でもだからといって、行政の行ってきた政策ははたして「正解」なのか、検討・精査しないのはどうか、倫理的にどうなのかと思うのです

2022/01/28

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