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インナーアース (集英社文庫)

インナーアース (集英社文庫)

インナーアース (集英社文庫)

作家
小森陽一
出版社
集英社
発売日
2021-02-19
ISBN
9784087442151
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インナーアース (集英社文庫) / 感想・レビュー

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Nao Funasoko

お仕事小説、冒険小説、SF、ミステリ、、、様々な顔を持つ作品なれど全体を通してみるとどのパートもイマイチパンチにかけるような。登場人物のいずれもやや迫力不足。もっとストーリーに乗ってそれぞれのキャラが動き出すかと思ったかがそれほどでもなく総じておとなしめ。素材も設定もとても面白いのだけれどもちょっと残念な読後感。ギリギリ及第点程度には楽しめたけどもっと面白い作品になった気がする。

2021/02/24

rosetta

日本全国の地図を作り上げてしまいちょっとモチベーションが下がってしまっている北九州の住宅地図の会社メイキョウに持ち込まれた案件は、地下20kmに見つかった琵琶湖サイズの空洞の地図を作ること。地底探検のファンタジーかと思ったらSF要素のお仕事小説。実際地下に向かうのは全体の半分以上進んでからで、それまでの成り行きや仕込みの方が長い。まあリアリティを出すための丁寧とも読めるが実際飽きが来そうだった。そもそも住宅地図と測量は別の仕事では?何となくイメージとしては『図書館戦争』読み辛くはないけどもっとサクサクして

2022/02/07

kk

住宅地図を作る会社の面々が、新たに発見された巨大地下空洞のマッピングに挑戦するお話。メンバーの夢や高揚感と共に始まったこの一大プロジェクト、実は隠された別の側面があって… 大人の冒険心を唆られる面もあり、また起承転結もはっきりして、それなりに楽しめる物語でした。

2021/05/05

shi-

新しいタイプのお仕事小説。地図制作会社が地底の大空洞の地図を作る、という何ともビックなプロジェクトに挑戦。 実際地底に出発するまでが長かったんだけど、それぞれのキャラが無理なくたっていて、地底に向かうまでを登場人物さながらワクワクしながら読んだ。欲を言えばもう少し地底の中を楽しみたかったなぁ。

2021/07/10

tetsubun1000mg

海猿の作者で地下2,000kmを探索するという設定だけで面白そうと選ぶ。 出だしから中盤までは地図製作会社の社員のキャラクターが面白くTVドラマになると面白そうな感じで進む。後半からの地底場面に不穏なトラブルが発生し盛り上がりそうな気がしたが、大きな陰謀と裏場面での動きがスケール感に乏しく話が大きく膨らまなかった気がした。 映画と言うよりTVドラマの印象。 

2021/06/17

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