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令嬢テレジアと華麗なる愛人たち (集英社文庫)

令嬢テレジアと華麗なる愛人たち (集英社文庫)

令嬢テレジアと華麗なる愛人たち (集英社文庫)

作家
藤本ひとみ
出版社
集英社
発売日
2007-05-18
ISBN
9784087461589
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ジャンル

令嬢テレジアと華麗なる愛人たち (集英社文庫) / 感想・レビュー

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だまし売りNo

テレジアは、自分を美しく見せるものならば何だって着ると主張した。平民の流行を貴族が真似ることへの批判の反論である。テレジアはウェストを緊縛するロココ風から、ゆったりした古典主義のファッションへの転換を主導した。

2021/12/19

井戸端アンジェリか

12歳で男を手玉に取るテレジア。まあ!まあ!まあ!まあ!『楽しみましょう、人生をね』 素晴らしい。 楽しんだよね~楽しみすぎだよね~、楽しみの合い間に革命に一役買っちゃったよね。 快楽と戦略の為にドンドン足を開くテレジアに嫌悪感を抱けなかったのは、きっと初恋にして初失恋のアレが可哀想だったからかもしれない。  よく耳にする方々が登場するのでなんとなく調べてみたらテレジアは実在の人物でした。へぇーーー、ぜひともこの時代に身を置いてみたい。

2014/11/26

HoneyBear

マリア・テレジアの話と勘違いして購入。実は"性"を武器にテルミドールの"聖母" と崇められたタリアン夫人の物語だった。後半のロベスピエール一派との命をかけた駆け引きは圧巻。仏革命後の恐怖と暗黒を巧く伝える。理念?に協調的でない者が次々と処刑される(イスラム国もこんな感じか?)状況下に数々の実力者を誘惑・懐柔し、ギロチンの危機を脱してジャコバン派一掃の端緒を開く。官能小説ばりの淫靡な描写にどぎまぎしたが、面白い歴史の側面を知る。狙った男は必ず虜にする勝負師。容姿だけでない魅力に溢れた女性だったのだろう。

2014/10/11

お豆腐

出会う人出会う人テレジアに恋をしていってすごかった。こんな人が実在してるなんて!いや、さすがに少しは話を盛ってるんだろうけどさ……。テレジアは美人なだけじゃなくて賢さと度胸もあったから激動の時代、フランス革命を生き抜くことができたんだなあ。

2012/05/13

misalyn

マリーアントワネットとかナポレオンが出てきて「あの時代なんだな」と思いながら読んだけど… 12歳で伯父さんと初体験から始まり誰にでも身体を許してしまう10代の美少女ってどうなのかな?女が生きるにはソレしかないのかな?そして女との関係で政治や国が動くってどうなのかな? 孫娘に語って聞かせているという設定も現代の私たちには共感できない。

2014/08/05

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