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エアエイジ (集英社文庫)

エアエイジ (集英社文庫)

エアエイジ (集英社文庫)

作家
松樹剛史
出版社
集英社
発売日
2012-02-17
ISBN
9784087468007
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エアエイジ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ymartak

あまり馴染みのないグライダーの世界に、このような拡がりがあったのかと感心させられる小説。競馬を舞台にした他作品と比べると、全体の展開が唐突だったり、人物描写がやや掘り下げ不足なのが残念。

2012/06/11

支祇

ストーリーの展開が速く、その上専門用語のオンパレード。グライダーのことを知っているのなら多分楽しめるのでしょうが、知らないと置いてけぼりにされたと感じてしまうかも。グライダーのことを知っている人が少なそうなのでこの作品を楽しめる人がどれだけいるのか……。 あと、主人公にまったく感情移入できない。 グライダーに興味を持ってもらいたい、というような意図で書かれたと思うので、専門用語をもっと省いてストーリーを丁寧に描くべきだったのでは? と思う。

2014/01/22

alleine05

いまいち。グライダーものとしてもボーイ・ミーツ・ガールものとしても展開が駆け足過ぎる。入部するまではやたらとじっくり悩んでいると思ったら、入部後は数か月後→夏休み→冬と瞬く間に過ぎて驚いた。起承転結でいうと起だけやたらとじっくり時間をかけて、承にあたる部分がなく、転も結も描写不足な感じ。初めて操縦したときとか、操縦できない普段の日々はどんなふうにグライダーと関わっているのかなど、もっとちゃんと描写してほしかった。ボーイ・ミーツ・ガールものとしても、もっと彼女との交流や魅力を描くべきだったのではないかと。

2013/03/16

ぶーにゃん@積ん読本解消中

グライダーをメインテーマに描いていて変わった分野のスポーツなので興味深く読みましたが、グライダーの置かれている状況を説明するのに精一杯で内容をうまく消化しきれていない感じがしました。競馬をテーマにしたときと比べるとぎこちなさが目につきます。空に魅せられていく昌志に対してグライダーの墜落事故で父親を亡くした屈折少女の双葉の出会いのシーンは掴みとしてグッと来ました。しかし、あれほど昌志に否定的だった双葉のと二人の歩み寄りが唐突過ぎてうまく展開できなかった感じがしました。

2012/05/27

しのはら(か)

グライダーのことが少しわかった気になれる物語。「ほんとのところは飛ばないとわからないんだなぁ」ということもわかる本。中村航「トリガール」を既読なので、厳しめの評価かも。★★★

2012/11/18

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