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カレーライフ (集英社文庫)

カレーライフ (集英社文庫)

カレーライフ (集英社文庫)

作家
竹内真
出版社
集英社
発売日
2005-01-20
ISBN
9784087477788
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カレーライフ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

カレーの話ですけど、カレーの話と言う訳では無かった。カレーを軸にした冒険旅行であり、祖父の作ってくれたカレーの謎解きであったり、祖父の交友関係の謎解きであったり。そんなこんなをするうちに、自身の置かれている境遇と向き合う事になるのね。うん。青春小説だったよー。都合よく展開しますけど、それは小説ですから( ¨̮ )。多少の無茶は上等ですし、無理を押し通すのが楽しいですねー。飽きない。マジックタッチ。主に芸術世界で、越えられない壁を易々と越えちゃう能力ですって。良いなー、それ。

2021/06/19

優希

面白かったです。最初は分厚く、余計な話で物語を助長させているのかと思いました。でも様々なガジェットが散りばめられており、引き込まれます。カレーの匂いが立ち込めているのみならず、味も美味しそう。カレーが食べたくなりました。

2020/07/23

ユザキ部長

祖父が作ってくれた美味かったカレー。カレーが好きであの味のルーツを探す旅と人との縁。求めるのはベースキャンプみたいな家で、流動していく人生で挑戦したり旅立ったり、帰ってきたり。とにかく前を向いてやってみなきゃわからん。そんな話。

2020/12/25

白のヒメ

二十歳の従兄妹達が祖父の作っていたカレーのルーツを探るべく、アメリカからインド、そして沖縄へと赴く。関係の無いような事に繋がりを見出した時、自分達の命を繋いだ人の絆を知るのだった。後書きにあるように、何とも爽やかな青春ロードノベル。物語は全てへの感謝で締めくくられているが、この少年達のように自分の命のルーツを理解したのならば、自分も他人も命を決しておろそかにしてはいけない畏怖を感じるのが「生」の真理なのだ。読後は微笑みが自ずと浮かんだ清々しさだった。こういう若者だけならば世に事件など起こらないだろうに。

2016/07/28

yummyrin

書店で目につき購入。カレーが好きで、読むと食べたくなるという裏表紙に惹かれて。とにかく無駄に長い。普段あまり読んでいる際、後悔することがないのだが、この作品はストーリーの先よりカレーの紹介のみに関心が。主人公の設定があまりにも安易、甘くて、描写にも無駄が多すぎるようにおもった。ただ、カレーを作るとき参考になる具についてのヒントはあるかな。

2017/05/10

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