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おっちょこちょ医 (集英社文庫)

おっちょこちょ医 (集英社文庫)

おっちょこちょ医 (集英社文庫)

作家
なだ・いなだ
出版社
集英社
発売日
1979-10-20
ISBN
9784087502725
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おっちょこちょ医 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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gushwell

なだいなだ氏の訃報に接し、昔読んだ本を自炊してiPhoneで再読。 医者のいない小さな街に、おっちょこちょいの若い医者・ディストレ先生がやってきて、いろいろな騒動を巻き起こす児童文学。 前半はとても微笑ましいエピソードが続きます。ディストレ先生のおっちょこちょいが幸いして健康診断や健康保険が自然発生的に確立してゆくエピソードは、押し付けがましい所がなく楽しめました。後半は、一転して緊迫した雰囲気になりますが、戦争体験したが故にどうしても子供たちに伝えたかったことなのだろうと思います。

2013/07/14

oyasumi

世の中の真実をオブラートにくるみ、たっぷりのユーモアとちょっぴりの皮肉で味付けした物語。 『にせ医者でいいじゃないか。どうしていけないんだ。きみは目の前の病人をすくうだけの知識と技術をもった、この町のただひとりの人間だとする。どうして、そのきみが病人をすくってはならないんだ。たとえ、きみが医者の資格をもっていなくとも、彼をすくうだけの力をもっているとしたら、にせ医者と呼ばれることをおそれて、その人間をほうりだすことのほうが、正しいことだとでもいうのかね』

2017/07/25

piyo

とても小気味良かった。ディストレ先生のおっちょこちょいが、人々に「自分で考え行動する」力を目覚めさせる。町の人々は自然と自分の健康に気をつけるようになり、医学にくわしくなったし(先生が間違えるから)、必要に迫られてこれまでどこにもなかった“健康保険”のしくみを作りだしてしまったりする。自分で考えて行動することなくして、良い人生は得られない。この事実をストンと納得させてくれる作品です。私は、「ためらうなよ。人をすくって罪になるなら、罪をおかしなさい」というディストレ先生の言葉に目頭が熱くなりました。

2011/02/01

氷魚

おもしろかったんです。でも、ラストがちょっと悲しかった。

2010/07/03

Yutaka Komatsuzawa

読書を始めるきっかけになった一冊。 創立120周年以上の古い小学校に似つかわしく、日に焼けてタイトルなんて読めやしない初版のこの本を手に取ったのは小学校5年のとき。時間をかけて1回読んだ。忘れられなくて3ヶ月後もう一度読んだ。 そして卒業前にもう一度読んだ。それでもわすれられなくて、春休みに本をどうにか手に入れられないか相談しようと図書館に向かった。 でもその時にはもう、在庫処理のために捨てられてしまった後だった。 

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