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金木犀とメテオラ

金木犀とメテオラ

金木犀とメテオラ

作家
安壇美緒
出版社
集英社
発売日
2020-02-26
ISBN
9784087754520
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金木犀とメテオラ / 感想・レビュー

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えりこんぐ🐤

東京から来た優等生の宮田佳乃。地元出身の委員長タイプの美少女、奥沢叶。北海道の中高一貫校で出会った2人は、人知れず絶望を抱えていた。コンプレックス、なんて生易しいものじゃない、人に知られたくない境遇。ありきたりかも知れないけど、周りの友達、誰かの一言で救われていく。面白かった(´∀`) すっきり解決なんて無理だけどさ、少しでも希望が見えればいい。彼女たちのその後を読んでみたいな。【図書館】

2020/06/22

カノコ

東京出身の秀才・宮田と、周りから憧れられる美少女・奥沢。北海道に新設された中高一貫の女子校で出会った二人の少女の群像劇。前作と同じく、交じり合わないひとたちを描くのが上手いと思う。二人の少女が抱える孤独は、誰にも共有されない。ありきたりな言葉をかわさないし、深く理解し合わない。自分の悩みも苦しみもすべて自分だけのものだというような孤高の煌めきがある。それでも、彼女たちが同じ「メテオラ」で過ごした月日だけが甘く匂いたち、黄金の輝きを放っているのだ。どうか彼女たちに、ありきたりでもいい、奇跡が訪れますように。

2020/07/16

よっち

母を亡くした東京生まれの秀才・佳乃と、家族に問題を抱える美少女・叶の邂逅。北海道に新設されたばかりの中高一貫の女子校を舞台に、やりきれない思春期の焦燥や少女たちの成長を描く青春小説。2歳の頃から英才教育を受けてきたピアノも苛烈な受験勉強も奪われて北海道にやってきた宮田佳乃と、母親に振り回される人生から脱却しようとあがく奥沢叶。何かと比較されてライバル視するようになってゆく二人が、残酷な現実を突きつけられて焦燥を募らせてゆく中、ライバルの意外な素顔を知ったことで垣間見える希望にはぐっと来るものがありました。

2020/04/05

シャコタンブルー

北海道にある中高一貫の女子校の築山学園が舞台。東京から来た宮田佳乃はクールな秀才でピアノの才能もあり寮住まいをしている。奥沢叶は人望もあり容姿端麗で成績優秀、地元から通う。この二人のライバル関係が、それぞれの章で羨望、嫉妬、自己否定等そこには思春期特有の様ざな感情や心情に揺れる様が繊細に描かれている。家族との確執に悩みながも友人との距離感を疎ましく思いながらも懸命に生きていく姿に青春の眩しさを覚える。二人の和解を感じるラストシーンも春の雪解けのような爽やかさを感じた。

2020/04/09

おかむら

デビュー作「天龍院亜希子の日記」がとても良かった安檀さんの2作目。今回は女子校もの。北海道の中高一貫進学校の一期生、宮田(寮生)と奥沢(地元)、成績トップ2名の成長物語。女子特有のドロドロジメジメベタベタした展開では無いのが良かったー。周りの友人たちもなんだかんだでサバサバしてて好み。恋愛要素が無いのも好み。

2020/05/20

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