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ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos

ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos

ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos

作家
ヤマザキマリ
出版社
集英社
発売日
2021-03-26
ISBN
9784087816891
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ヤマザキマリ対談集 ディアロゴス Dialogos / 感想・レビュー

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trazom

ヤマザキさんの漫画は全く知らないが、あの「ヴィオラ母さん」の娘に期待して読む。対談のテーマは「運動」。私が最も苦手な分野だからか、余り刺激的ではなかった。「空気を読む」日本社会を批判しながら、対談相手に配慮する微温的な雰囲気も不満だ。ヤマザキさんの「なぜ日本のニュースの半分くらいは運動なのか」という疑問(私も全く同感。ニュース番組や新聞からスポーツ欄を無くしてほしい!)で、もっと挑発してほしかった…。観光客が途絶えたイタリアに自然が戻ったと言う。「人間が地球にとってのウィルスだったんだ」という感想は鋭い。

2021/05/04

こまり

何とも素晴らしい11人との対談集。人間にとっての運動とは何なのか、なぜ人間は運動するのか、という素朴な疑問により企画されたとのこと。最初の養老先生との対談からとにかく面白い。竹内まりや、棚橋弘至、パックン、内田樹などなど対談相手の選択が個性的で楽しい。最後の兼高かおるとの対談もとても良かった。2016年2月の対談の中で、もし第三次世界大戦が起きたら非常に発達した武器が使われるだろう。ところが第四次世界大戦になったときは棍棒と石の投げっこになるだろうと、アインシュタインが言ったとある。今は平和を祈りたい。

2022/03/11

mahiro

主にオリンピックやスポーツをテーマにした対談集。養老孟司や萩尾望都、兼高かおるやパックンなど幅広い人たちと語り、スポーツの話から日本人が生き残る為には、コロナを始めとした疫病、戦争や未来への展望など話は広がる。ヤマザキ氏はスポーツにそれほど興味無く、全く運動に興味のない養老孟司氏との対談が冒頭にあるのが面白い。私もスポーツに興味がなく、国民みんなで盛り上がる高校野球やサッカーやオリンピックにも入り込めず、そんな時申し訳ない気分になってしまうので色々共感出来た。

2022/01/10

Roko

11名のみなさんとの対談は、それぞれ違った切り口ではあるけれど、どの人とも「この人と話をしたかったんだ!」という思いが溢れているところがすてきでした。 そして、兼高かおるさんへの憧れがヤマザキマリを生んだのだと確信できた対談がとても印象的でした。

2022/10/01

阿部義彦

ブックオフの200円本にて購入。オリンピックに関する漫画『オリンピア・キュクロス』を「グランドジャンプ」で連載中でこの本が集英社だからか、必ずオリンピックを引き合いに出して、運動談義をしてからの対談となってます。無理に運動を絡ませる事無いのに!と思いました。案の定オリンピック反対派の内田樹さんや平田オリザさんとの回が盛り上がって面白かったです。それ以外にも、養老孟司、竹内まりや、萩尾望都、等を相手に楽しい対談ですね。最後にはマリさんの人生の師、今は亡き兼高かおるさんとの対談で締めくくり。インナートリップ。

2022/05/18

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