アバターと共生する未来社会
アバターと共生する未来社会 / 感想・レビュー
gokuri
60代の学者が、これまで先頭にたって、ロボット、アバターに取り組んできた実例を提示することにより、人間の未来がどうなっていくのか語る、読者としてたびたび戸惑いをもってしまう自分の想像力不足を実感する。 さらに後段には、実験や実用を通じたえられたことから、倫理観や法制度に触れるとともに、人間とはなにかというテーマに踏み込んでいくところがすごい。 アバターの発展と人間そのものの考察にあっては、やや行き過ぎのきらいもあるが、著者がプロデュースする大阪・関西万博の展示には大きな期待をよせたい。
2023/11/11
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