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Papa told me Cocohana ver.3 ~薔薇色の休日~ (マーガレットコミックス)

Papa told me Cocohana ver.3 ~薔薇色の休日~ (マーガレットコミックス)

Papa told me Cocohana ver.3 ~薔薇色の休日~ (マーガレットコミックス)

作家
榛野なな恵
出版社
集英社
発売日
2014-09-25
ISBN
9784088452753
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Papa told me Cocohana ver.3 ~薔薇色の休日~ (マーガレットコミックス) / 感想・レビュー

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ゆか

一人でいることをテーマにした2作が印象的でした。「たとえささやかなランチの時間でも腑に落ちないことで消費したくない。私の宝物だから」「家は好きだし家族といるのは楽しい。ただちょっと一人になりたい 略 大きな街の中の小さな小さな私の場所 ささやかなポケットみたいな」「今日点の日にしたいの。つまんない文章がいっぱいになっちゃったからちょっと、点をつけたい」「明日からまた文字の日か」「自分が本当に思うこと書きたいことを書かなきゃだめだよ」

2016/05/05

ぐうぐう

「YOUNG YOU」での連載を終え、仕切りなおす形で始まった「Cocohana」バージョンでの『Papa told me』も、3巻目を迎えた。「Cocohana」版になって感じるのは、いい意味での軽さだ。大人の(特に女性の)抱える悩みを、少女である知世が意図せず解きほぐすというのがお決まりの展開なのだが、「Cocohana」版では、その「意図せず」という部分が強調されている。知世は大人の前を通り過ぎるだけだ。しかしだからこそ、大人は肩の荷を一旦降ろそうと試みることができる。読者もまた、同じように。

2014/10/08

びすけっと

2014年10月刊。初出 Cocohana 。お気に入りさんつながり。帯にあった「きょうは「、」の日にしたいの。」が秀でているなあ。知世ちゃんの発想力はどう育まれてきているのかな。欧米人を思わせる目の描き方が独特だと思いました。理不尽なことばかり続いたら、読みましょう。自分だけじゃなくて、多くの人がそうなのねと感じることができるはず。

2014/10/03

gelatin

★★★★ これもう何年読み続けてるんだろう。自分の執念深さに引くくらい好きな漫画。作者が年をとっても変わらないクオリティ。フィクションの中にまぎれる生きていく上でのリアルがちょうどいい量と苦さ。かつて知世ちゃんに教わった「正しさ」は今でも私を支えている。

2014/10/03

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

初読から何年経っただろう。出会ってすぐこのマイノリティをまるごと享受できる自分は幸せなんだけど、少数派なんだろうなと思う。「一人」で過ごすことが好きなだけで、“孤独”でも“ぼっち(この言い方嫌いやけど)”でもない。“あたりまえ”って何?“普通”って何? 知世ちゃんと信吉お父さん、ゆりこちゃん、北原さん。そして名もなく描かれた人たちの想いが愛おしくなる作品。昔のを引っ張り出したくなる(笑・新刊読むたびのお約束)

2014/10/05

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