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いちご100% 19 (ジャンプコミックス)

いちご100% 19 (ジャンプコミックス)

いちご100% 19 (ジャンプコミックス)

作家
河下水希
出版社
集英社
発売日
2005-12-02
ISBN
9784088738840
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いちご100% 19 (ジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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kanon

これぞ神漫画。皆、普通の人、思春期の少年達はこの漫画を只の当時のジャンプのエロ枠だと思っていると思う。でもこの漫画はそういう読み方をしちゃ勿体無い。心理描写が秀逸すぎる。これ読めばまた一歩大人になれるよ。恋愛バイブルにもなり、王道ラブコメ漫画の殿堂である。今まで読んだ恋愛漫画より群を抜いて面白い。最後の方は本当に、読み切るのが勿体無くて、一言一句大事に大事に噛み締めながら読んだ。自分はつかさ派だったけど、正直皆に幸せになって欲しかった。色んなエンドが見たいです。それまでは別視点から読み返して待ってます。

2012/01/04

むきめい(規制)

そっかー。上手くいかない感じは現実を感じさせてくれるなあ。

2016/08/14

ルンブマ

「好きな人誰?w」という問いは、フロイトのエディプスシステムと同じ。虚構によって好きな人を偽造されてしまう。その意味でのアンチ・オイディプスの役割を引き受けたのは『いちご100%』。 いちご100%は、ヒロインの名前に「東」「西」「南」「北」が付いていることから分かるように、「好きな人は誰?」というエディプスを和辻哲郎の「水平の思考」から解体した作品とも言えるだろう。ただ、いちご100%の欠点は、「西」野エンドだったこと。「西」は陽が沈む方位、したがって「西」野は死の印。旅の終わりが超越に終わってしまう。

2019/10/27

ゼロ

それぞれの進路に向かって歩き出す。全ての願いが叶ったわけじゃないけれど高校三年間での思い出は何よりもの宝物。地味で目立たない東城綾が最終巻までに経た成長は美しいものだった。進んだ未来は間違ってなかった。振り返ったときにそう感じられるのなら幸せだ。最後まで飽きさせない展開と美麗な漫画で非常に楽しめた作品でした。

2010/10/17

長尾鷹弥

「あの頃お互いの気持ちに気づいていれば、ちゃんとその想いを伝えていれば。俺たちの「今」はきっと・・・。」ここまできちんと読んできた読者からしたらもう一つの結末があったのかもしれない、というよりむしろそっとを願う読者も多いのではないか?と思う。しかし作者が選んだ結末はこっち。巻末のあとがきにもあるように、本来描いていたヴィジョンとは違う結末になったようです。美鈴さんの番外編も読んで面白かった。ほかの作品でオススメみたいなのないかなー。河下さんの作品で。

2013/09/10

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