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教誨

教誨

教誨

作家
柚月裕子
出版社
小学館
発売日
2022-11-25
ISBN
9784093866644
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教誨 / 感想・レビュー

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ナミのママ@12月は感想短め

重苦しい読後。幼女2人を殺めて死刑が執行された響子はまだ30代だった。小学生の時に一度しか会った事がないのに遺骨と遺品を受け取る事になった香純と母。「やっぱり、わからない。人を殺す気持ちが」都会で暮らし33歳で独身の香純の疑問はそのまま読み手の思いだろう。疑問と怒りとやるせなさにページをめくる手が止まらなかった。こんな理由で殺してしまうのか?という驚きと、ここまで追い詰められる怖さと。響子の人生とはなんだったのだろう。「約束は守ったよ、褒めて」の意味が悲しすぎる。

2022/11/26

misa*

読後直後、なんて言葉をここに残したらいいのか分からない。あまりにも苦しくて悲しくて、救われない。産まれ育った土地柄や、家族関係、まわりの人達、誰もみな理解してもらえず孤独に耐えながらも、ほんの小さな愛しい存在さえも手放してしまった響子に、ただただ寄り添ってあげたいと思った。罪は犯しては絶対いけない。けれど、本当にそれは果たして自分だけのせいなのか。取り巻く響子の負のループが、読んでて胸が痛かった。死刑囚の執行までの流れも生々しくて、終始重苦しい作品だったけど、読み応えは確かだった。

2022/12/03

akiᵕ̈*

とても余韻には浸れない早く抜け出したい、そんな気持ちにさせられた死刑囚・三原響子という一人の女性の歩んできた人生。縁者にあたる香純は、響子の身元引受人として関わりを持ったことから、遠い記憶に残る響子の人物像と事件内容があまりにもかけ離れていることが気になり、響子の事を知るために故郷を訪れる。そこで話を聞けば聞く程何故?は強まるばかり。小さな田舎町で起こる同調圧力、響子の扱われ方、親からさえも受けた数々の仕打ち。響子が残した最後の言葉の真実まで辿り着いても尚、簡単には整理しきれなかった。タイトルが深すぎる。

2022/11/24

さち@毎日に感謝♪

「約束は守ったよ、褒めて」この言葉の意味が気になり一気読みでした。幼女2人を殺めた死刑囚の響子。響子の人生を知れば知るほど哀しくやり切れない気持ちになり、もしかしたら自分も響子のようになってしまうんじゃないか、今読んでいる間にも響子と同じ気持ちで過ごしている人がいるんじゃないかと思いました。本当の罪は何なのか、誰が罰せられたら良かったのかと考えずにはいられない作品になりました。

2022/11/23

nobugとミミ&モモ(元保護猫・双子姉妹)

なんとも言えない読後感。やるせなさが残る。

2022/12/02

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