KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

たんぽぽの日々: 俵万智の子育て歌集

たんぽぽの日々: 俵万智の子育て歌集

たんぽぽの日々: 俵万智の子育て歌集

作家
俵万智
市橋織江
出版社
小学館
発売日
2010-03-18
ISBN
9784093881142
amazonで購入する Kindle版を購入する

たんぽぽの日々: 俵万智の子育て歌集 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mukimi

いつか巣立っていく子供との時間を慈しむ短歌・エッセイ集。育児における瞬間瞬間のかけがえのなさを敏感に察知し瑞々しい感動を描く短歌たちの優しく眩しいこと。『「自分の時間」という宝物があってそれを子供に奪われるのではなく、なんてことない自分の時間を宝物に変えてくれるのが子供。』『子供にとって母は全世界に近いほどの存在。』育児に疲弊し心がギスギスした時、育児書を読むより、綺麗な写真と共に纏められた俵万智の短歌とエッセイはどれだけ母の心に染み入るだろう。手元に置いて育児のお守りにしたい。

2023/12/15

yanae

マイブームの万智さん、こちらもおきにいりさんに教わって手に取る。子育てに関する短歌&エッセイ集。短歌はすでに別作品で読んでいたけど、その歌を読んだときの気持ちとか子育て上京とか書いてあって、楽しく拝読しました。万智さんでも色んな悩みがあったり失敗しながら暮らしてる。勇気をもらう。活字中毒の息子さんなんて理想。一緒に本を読める子供に育つといいな。短歌を彩る写真もとても素敵でした。手元におきたい素敵な一冊でした。

2017/11/13

kimi

市橋織江さんの作品が好きで読みました。特に40ページが身に染みました。そこから見える景色もいいね。と言ってあげられたらいいなと思います。

2015/12/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

#俵万智 #市橋織江 #短歌 #現代女性歌人展 記憶にはなき父の顔シャボン玉吹きつづけおり孫と競いて 親は子を育ててきたと言うけれど勝手に赤い畑のトマト スーパーに特売の水並びおり子は買うものとして水を見る はじめての波はじめての白い砂はじめての風はじめての海 ぼくの見た海は青くなかったと折り紙の青持ちて言うなり 夢の中で夢の水などこぼしたか「あーあ」と言って寝返りをうつ 

2016/07/13

みっこ

『かーかん、はあい』を読んだときも思ったけど、俵さんの子育てがすごく好き。こんな風に育てていきたい。今まさに『たんぽぽの日々』を過ごしている。寄り道ばかりで徒歩5分が30分かかり、もー早くして!とイライラする日もある。『ママ!ママ!』と一日中くっついてきて、少しは自分の時間が欲しいと思うこともある。でも小さな娘はあっという間に大きくなり、たんぽぽの綿毛のように飛んでいってしまう。この宝物のような日々を大切にしなくては。『こどもは毎日勉強できていいなぁ』私も思います。近い将来、娘にも言ってやろ(о´∀`о)

2019/03/28

感想・レビューをもっと見る