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トラとミケ: いとしい日々

トラとミケ: いとしい日々

トラとミケ: いとしい日々

作家
ねこまき(ミューズワーク)
出版社
小学館
発売日
2019-06-18
ISBN
9784093965446
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トラとミケ: いとしい日々 / 感想・レビュー

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Roko

仕事が忙しくてもトラさんは、梅干しをつけたり、干柿を作ったりという季節のお仕事をキッチリとやっています。常連さんたちも新巻鮭を送ってくれたり、かき餅をおすそ分けしてくれたり、季節感のある暮らしってやっぱりいいなぁ。子どもの頃に初めて海へ行った思い出も、お餅を食べ過ぎて太っちゃった後悔も、どれもこれも、わたしにとっても「あるある」な思い出で、なんだか心がゆるゆるっとしてきました。

2023/10/24

タカラ~ム

緊急事態宣言、外出自粛、休業要請。ストレスのたまる時期だから、こういうほっこり暖かい作品がしみる。父の代からの店を継いで、トラさんミケさんの老姉妹が営むどて煮が名物の大衆居酒屋「トラとミケ」には、常連さんたちの笑い声が溢れている。どて煮をあてにしてビールや日本酒をクイッとやれば、一日の疲れがスーッと消えてしまう。そんな店が私たちにもある。いつかまたあの店を訪ねたい。そんな日が一日も早く戻ることを願って、いまを頑張りたいです。

2020/04/23

AN

ご近所さんが回覧してくれる雑誌に掲載されている漫画で、初めの方を読み逃していたので手に取った。トラとミケの姉妹が名古屋で営むどて煮屋を舞台に繰り広げられる穏やかな人情もののストーリー。設定は現代なのたが、齡恐らく60~70代と思われる猫姉妹の生活ぶりや思い出話はまさしく戦前戦後の昭和時代のもの。お店のいつもの顔ぶれがポロリとこぼす話や猫姉妹の子供の頃のエピソードは心が暖まる。全編カラーで、細部まで書き込まれた汽車などの絵も見所の一つ。心がささくれだちそうになったときに一休憩するにはもってこいの一冊だった。

2021/09/20

雨に濡れた仔犬

まさか自分がボロボロと涙を流してしまうとは。かわいい、ほっこりする、と思いながら読み進めて、最後の11話、12話にもう心を鷲掴みされました。話の中に出てくる絵本が読みたいと思いました。

2020/07/18

宇宙猫

★★★★★ どて屋を切り盛りする姉妹(猫)の話。名古屋弁が年寄り感をだしててノスタルジーを感じる。うちも新巻鮭よくもらったなとか思い出して、ほっこりした。

2020/05/01

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