KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし (小学館文庫 き 16-1)

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし (小学館文庫 き 16-1)

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし (小学館文庫 き 16-1)

作家
岸田奈美
出版社
小学館
発売日
2023-04-06
ISBN
9784094072464
amazonで購入する Kindle版を購入する

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし (小学館文庫 き 16-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゆいまある

中学生の時に父が急死。高校の時に母は下半身不随となり、現在も車椅子生活で手術を繰り返している。4歳下の弟はダウン症。作者の岸田さん自身も多分ADHD当事者である。全員が生きづらさを抱えた家族。悲惨な話は痛みと悲しみを器用に取り除いて笑える話にすればお金になるとカルーセル麻紀さんも言ってたし、自慢は嫌がられるけど自虐は喜ばれるを地でいきSNSでバズりまくっている人。車椅子のおかんのポジティブさ。ダウン症の弟の逞しさ。助けてくれる人の親切さ。大変な話を爆笑エッセイに組み立てる筆力が見事。5秒に一度は泣ける。

2023/05/06

ジェンダー

かきたし前の方も読んでるけど読んでから何年か経ってるので改めて読みましたけどどんな事があってもどんなに離れていても家族やしなかなか口に出して言えてないこともたくさんあるけれど口に出すことで本音を聞けることもあるし家族とは何か家族愛とは何か改めて考えるきっかけになりました!それと同時に今まで出会った人との縁も大事にしていきたいと思いますし前向きに考えて生きて行きたいと思いますしこれからも何回も読み返して行きたいと思う作品です!

2023/04/11

よつば🍀

好き、とても。「はじめに」で泣いて、一穂ミチさんの「解説」で泣く。泣いて笑ってまた泣いて顔が忙しい。表情筋は確実に鍛えられた。沢山の辛い経験をされた岸田さん。何度も涙を流して来られたんだろうと書かれていない部分を想像し胸が詰まる。そんな岸田さんが紡ぐ言葉は愛に満ちている。カメラマンの幡野広志さんの言葉も刺さりまくる。本の中から「なんくるないさ~」「ケンチャナヨ」などの励ましの言葉が今にも飛び出して来そう。元気な人も心が折れている人も手に取って欲しい。文章の端々に散りばめられた優しさに触れれば笑顔になれる。

2023/05/16

さおり

岸田さんはすてきなひとだなぁ。短い文章の中に流れるユーモア。そして、思いの深さ、あたたかさ。泣いたり笑ったりしながら読みました。

2023/07/17

おか

ドラマを全編通して観て 感動して購入。そして 映像の方に感動を強く感じる私です。多分 文章ではどうしようもなく伝えられない事を映像の役者の一挙手一投足が語っている。映像より文章をいつも優先している私には珍しい。この作品は 作品と脚本と役者が最高のタッグを組んだのだと思います

2023/09/13

感想・レビューをもっと見る