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双神のエルヴィナ (ガガガ文庫 み 7-26)

双神のエルヴィナ (ガガガ文庫 み 7-26)

双神のエルヴィナ (ガガガ文庫 み 7-26)

作家
水沢 夢
春日歩
出版社
小学館
発売日
2021-02-18
ISBN
9784094518894
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双神のエルヴィナ (ガガガ文庫 み 7-26) / 感想・レビュー

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海猫

設定が凝っているにも関わらず、スッと内容が入ってくるし、文章がこなれていてとにかく読みやすい。天界からやってきた女神エルヴィナがなんだかんだ言っても人間界に興味津々で、カルチャーギャップに戸惑ったり喜んだりする様が可愛らしかった。ラブコメパートが長めなものの、ギャグがキレるので面白みは多々。後半の巨大ヒーローもの風なバトル描写も、熱い。ヒーローものの特撮やアニメの勘どころ押さえたような内容で、楽しめる。出てくる女神がみなヤバげなのも可笑しい。バトルシーンをもっと読みたかったが、そのへん次巻以降に期待だな。

2021/02/21

まっさん

★★★ 「俺、ツインテールになります。」の作者が描く新作ファンタジー作品。個人的に合うところと合わないところが混在していて評価に困るなという印象を受けた。面白かったと思うのはやはりその世界観。幼い頃に出会った女神との大切な思い出を胸に研鑽し続けた一人の少年が、実際に天界に行く事によって現実を知り、女神に対しての理想を下方修正しながらも自身の大切な物を守るために彼女たちと戦う〜という設定は割と好みであり、敵陣営の女神もいわゆるなんちゃって女神ではなくきちんと個性を持って描かれていた所は良かったと思う。→

2021/07/10

ひぬ

俺ツイでお馴染みの水沢先生の新作。アツい特撮風戦闘もの。幼い頃に出会った女神に恋をし、再会を約束した主人公・創条照魔。しかし、六年後に彼が出会った女神達は、ヤバかった。自分の世界を守るため、運命共同体となってしまった最強の女神の一人・エルヴィナと共に戦います。なんというか癖の強い作品でした。色々とおかしな登場人物ばかりですが、笑いあり、涙ありの物語で、これから話がどう展開するか気になります。ラブコメ成分よりバトル描写が多めだと嬉しいですが、その願望はあとがきで撃沈。

2021/04/15

のれん

『俺ツイ』の特徴であった可愛い主人公に、肉食系女子たちの暴力付き漫才が今作でも活かされている。 展開やギミックだけでなく、謎の多い技術を肯定するなど暗い展開を予想させる設定は平成初期の特撮を思い出させる。 作者のやりたいことをやった気持ちのいい作品だったが、ヒロインのエルヴィナの描写に少し違和感。 傲慢系の中二病でポンコツなのに、口が回るせいで彼女にダメージがない。ラストまで見ると必要だとは分かるが、彼女への感情移入のためにもうちょっとキャラを動かして欲しかった。

2021/02/19

ささきち

青髪キャラに胸があるだと!?それは許されることなのか!と最初に思ってしまう程度には青ってカラーのイメージがあるんだよね~。先生の新作なんだけど俺ツイやふぉーくーるみたいに今回の主人公は女神キチなのねと思っていたのだが他のと比べてなんというか超普通だったのがちと残念、6歳の頃に出会った女神に恋をしてそれから6年間女神との再会を願いながら成長してきた照魔は突然女神が住む天界に飛ばされそこで起こっていた女神同士の殺し合いに巻き込まれエルヴィナを救うと同時に自分が死に彼女の力を分けて一蓮托生な運命共同体となる。

2021/04/06

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