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秘伝オールナイトニッポン: 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか (小学館新書 447)

秘伝オールナイトニッポン: 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか (小学館新書 447)

秘伝オールナイトニッポン: 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか (小学館新書 447)

作家
亀渕昭信
出版社
小学館
発売日
2023-03-31
ISBN
9784098254477
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「秘伝オールナイトニッポン: 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか (小学館新書 447)」のおすすめレビュー

オールナイトニッポン55周年! タレントの起用、2部制になった経緯…今もなお愛され続ける人気ラジオ番組の歴史と裏側

『秘伝オールナイトニッポン 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか』(亀渕昭信/小学館)

 中学生時代、寝ぼけまなこで聴いていた「Bittersweet Samba」の音色をいまだに覚えている。言わずと知れた、ニッポン放送の老舗ラジオ番組「オールナイトニッポン」のオープニングテーマだ。番組は放送開始55周年を迎えてもなお、たくさんのリスナーの心をつかんで離さない。

 書籍『秘伝オールナイトニッポン 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか』(亀渕昭信/小学館)は、番組立ち上げからの歴史を知る著者の亀渕昭信氏をはじめ、「オールナイトニッポン」関係者の証言を集めた貴重な一冊。脈々と続く老舗ラジオ番組の裏側は、たいへん興味深い。

カラーテレビの台頭に危機感。ラジオ業界、起死回生の一手  初回放送は、1967年10月2日。亀渕氏はオールナイト初期にパーソナリティを務め、ニッポン放送社員として番組に関わっていたという。

 なぜ、今なお続く老舗ラジオ番組は生まれたのか。立ち上げ当時の背景にあったのは、メディアの変化だった。1960年代の半ばは、それまで天下を取ってきたラジオ業界がカ…

2023/4/27

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秘伝オールナイトニッポン: 奇跡のオンエアはなぜ生まれたか (小学館新書 447) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

深夜放送は「生もの」なんだと思う……にしても継続55年はすごい。オールナイトニッポンの歴代ディレクターが動いた、奇跡のような軌跡が語られる。パーソナリティの発掘の話など、その人が有名になるはるか以前に将来を見抜くわけである。ラジオという媒体の特性を最大限に発揮させるため、時には上司とケンカまでして通すアイディアには脱帽するしかない。ラジオの音は消えるもの。今それを語らなければ、当時のリスナーとの間にあった熱気や笑いを知るすべがない。貴重な記録となる話を「聴く」ことができた。ラジオのスイッチを入れたくなる!

2023/07/15

Yuichi Fukumoto

今のご時世、コンプライアンスの問題があり、昔のような放送はできないだろうが、面白い放送はたくさんあります。★

2023/07/04

O-chami

オールナイトニッポン~ビバカメショーで、少年の僕に大影響を与え、音楽の先生と言っても過言ではないカメちゃん。DJから制作責任者となり、引き継いできた後輩社員達の奮闘・活躍を振り返り、55年続く長寿番組の秘密を紐解きます。ニッポン放送社長退任後は、何冊もの本を書く中、この物語~愛すべきRADIO、情熱を注いだ番組、先達や後輩達、護っていくべき放送文化~を書き遺しておきたかったのだろうな。BGMは、Herb Alpert'sで「BITTERSWEET SAMBA」🎶~カメ&アンコーで「ひとりぼっちの唄」🎶

2023/05/01

優さん@はいカード

ラジオを聴いてるとCMがよく流れていたこともあり、読んでみる。予想外だったのは、パーソナリティーを務めたタレントへのインタビューは何も無かったこと(亀渕さん自体は務めてたけど)。 そして、創世記から、各年代に至る話が多かったこと。逆に一番最近の話はほぼ無いけど、特に90年代まではキチンと各年代チョイスされてる感じ。 破天荒な会社と、情熱っぷりが伝わり、最近のラジオへの苦言なども興味深かった。

2023/07/08

ライアン

う~ん、もうちょっとパーソナリティの方に焦点をあてて欲しかった気がするな。ちょっと期待はずれ

2023/06/12

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