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龍と苺 (1) (少年サンデーコミックス)

龍と苺 (1) (少年サンデーコミックス)

龍と苺 (1) (少年サンデーコミックス)

作家
柳本光晴
出版社
小学館サービス
発売日
2020-08-18
ISBN
9784098501694
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「龍と苺 (1) (少年サンデーコミックス)」のおすすめレビュー

型破りな天才少女が将棋界に殴りこみ! 『響~小説家になる方法~』の作者が描く、闘う将棋漫画

『龍と苺 (1)』(柳本光晴/小学館)

 弱冠18歳にして二冠のタイトルを獲得した藤井聡太八段は、まさに漫画の世界から抜け出したような存在である。とはいえ藤井二冠が漫画のキャラクターのように尖った性格かといえばそうではなく、いたって穏やかな印象であり、これがリアルであることを実感するのだ。そういう意味では、これが「漫画」だと感じさせてくれるキャラクターが登場する将棋漫画が『龍と苺 (1)』(柳本光晴/小学館)である。

 この漫画の作者である柳本光晴氏は、先に『響~小説家になる方法~』が大ヒット。実写映画でも話題になったので、記憶にあるという人は多いだろう。『響』の主人公・鮎喰響はかなり尖った性格のキャラクターだったが、本作『龍と苺』の主人公も、それに負けず劣らずの強烈なキャラクターだ。

 主人公である藍田苺は14歳の女子中学生だが、命懸けで闘うものが見つからず鬱屈とした日々を過ごしていた。そんなある日、クラスメイトとトラブルを起こした苺は、元校長で現在はカウンセラーの宮村と面談する。対話の小道具にと、宮村は苺に将棋を指そうと提案。「命を賭ける」ことを条…

2020/9/22

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龍と苺 (1) (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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海猫

命懸けで闘うものが見つからず、退屈した日々を送る、藍田苺、14歳。将棋好きの元校長に、才能を見いだされた苺は、初心者のまま、市大会に参加することに。という話で冒頭、苺が同級生を椅子で殴る場面から『響』を連想。苺の性格も響っぽく、天才であるというのも似ている。ただし、響の小説の才能はわかりにくかったが、苺の将棋の才能は、具体的な描写や対局場面でかなり伝わってくる。特に市大会で連戦が続くあたりは読ませる。この作品が題材を変えた『響』にとどまるのか、それとも『響』の先を見せてくれるのか気になるところ。次巻待ち。

2020/09/11

トラシショウ。

「言っとくけど、将棋の世界なんてどうでもいい・私の興味は一つだけ・売られたケンカは買う」。命を賭けられるだけの熱意を注げるものを見付けられずにいる中学生・藍田苺。男子生徒への暴行からそのカウンセリングを引き受けた元校長・宮村の趣味を通じて将棋を知った彼女は、「命を預かった」彼に連れられ、市大会に出る事に。将棋と出逢って僅か二日の苺の将棋が並み居る男共を打ち倒していく。「響~小説家になる方法」作者の新作は、またしても天才を描く物語・・・となるのか?読ませるけどちょっとまだ掴めないなぁ。(以下コメ欄に余談)。

2020/08/19

leo18

今増えている将棋ものだけど、作者らしさの詰まった攻めた作風で面白い。最高の掴みだ。

2020/08/25

3 『響』の柳本氏の新作。ヒット作となった『響』だが、個人的にはどうしても合わなくて途中で挫折してしまった。何がダメだったかって、「才能があれば何をしても許される」的な作中の倫理観と、文学の才能を一義的に定義している雑さの主に二点だったのだが、前者に関しては本作にも共通している部分がある。というか、主人公像がこんなにも前作に近いことある?ってくらい、「文学を将棋に置換しただけ」感がすごい。ただ、文学より将棋のほうが、勝敗がシンプルという点において、前作よりは大分読みやすく(許容しやすく)なっている。

2020/09/09

水面頼光

今のところは響の二番煎じという印象しかない。将棋覚えて2日で大会優勝とか30分で定石を覚えたとか、作者はちょっと将棋を舐めてる感じもする。監修入れてもらった方がいいのでは。たぶん打ち切りか大化けの二択になる予感。期待を込めて次巻を読んでみよう。

2020/08/28

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