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ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 (中) (ビッグコミックススペシャル)

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 (中) (ビッグコミックススペシャル)

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 (中) (ビッグコミックススペシャル)

作家
原田まりる
荒木宰
杉基 イクラ
出版社
小学館サービス
発売日
2019-01-11
ISBN
9784098602049
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ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 (中) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

「すべての事から逃げてるんだ。誰にも、なんにも、伝えた事がない」。センシティブなキルケゴール、寡黙なイケおじのショーペンハウアー、軽妙酒脱なサルトル、チャラいワーグナー、続々とアリサの前に現れる美男哲学者達がアリサの心を惑わし、悩ませ、やがて前へと進ませる。自由と引き換えの「選ばなかった可能性」、「いつでも自分自身の主人であれ」が招く責任、苦悩と退屈をループする生、そして「実存は本質に先立つ」。哲学者達の軒並みイケメン化でだいぶショーアップされているけど、歯応えと難易度は急上昇な印象(以下コメ欄に余談)。

2019/01/20

シナモン

購入本。今回も胸にぐっとくる言葉がたくさんでした。「富は海水に似ている。飲めば飲むほど喉が乾くのだ」足るを知るってやはり大事だな。「人生は苦悩と退屈の繰り返し。そんな時、ふと見る月に心癒される。月は決して手に入らないものだから」他人の目に映る自分の幸せでなく主観的に自分自身が幸せと思えるよう感性を磨いておくことが大事だなと思った。京都の街も所々出て来て楽しく勉強できる一冊でした。下巻まで読めば私も超人に近づけるかな!?

2019/04/09

緋莢

「可能性は僕たちに夢を見せる分、不安にもさせます。不安に左右されて自分を騙してはいけません」上巻の終盤からは、キルケゴールが登場。ニーチェ曰く「お前を超人にするため 数人の哲学者が現世に派遣されている こういうことはよくあるのだ」。さらにこの巻からはショーペンハウアー、サルトルが登場。ザロメ、ワーグナーら、哲学者以外の人も出てきます。人間には客観的な半分と主観的な半分がある、(続く

2023/12/12

><

初版2019年。超人になるためにいろいろな哲学者のお話を聞く。サルトルさんのお話は今までの中で一番難しい。難解...

2022/04/06

><

再読。下巻を読む前にもう一度、中巻を読む。初回と比べるとほんの少しだけ「こういうことを言っているのかな?」と思えたけれど、やっぱり難解は難解なまま。文中でも出てくる【吟味】することが哲学するということなのかな。

2022/05/03

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